ゆつ・る【移る】
[動ラ四]経過する。うつる。「天の原富士の柴山木(こ)の暗(くれ)の時—・りなば逢はずかもあらむ」〈万・三三五五〉
世(よ)に◦経(ふ)
1 この世に生き長らえる。「花の色はうつりにけりないたづらに我が身—◦経るながめせしまに」〈古今・春下〉 2 出家の身ではなく、俗人として暮らす。「わが身も—◦ふる様ならず、跡絶えて止みなばや」...
ラヤンラヤン‐とう【ラヤンラヤン島】
《Pulau Layang Layang》マレーシア、ボルネオ島の北西、南シナ海に浮かぶ環礁にある人工島。コタキナバルの沖合300キロメートルに位置する。領有権確保のために環礁の一部を埋め立てた...
リキッド‐バイオプシー【liquid biopsy】
血液・尿・唾液など、わずかな体液サンプルを採取して診断する検査法。がんや腫瘍(しゅよう)に特徴的なバイオマーカーを検出するほか、線虫の反応を利用するものなどが知られる。従来の生検と異なり、低侵襲...
ゆくとり‐の【行く鳥の】
[枕]飛ぶ鳥が先を争うようにの意で「争ふ」に、また、群れをなして飛び立つところから「群がる」にかかる。「露霜の消なば消ぬべく—争ふはしに」〈万・一九九〉 「舎人(とねり)の子らは—群がりて待ち」...
わきま・える【弁える/辨える】
[動ア下一][文]わきま・ふ[ハ下二] 1 物事の違いを見分ける。弁別する。区別する。「事の善悪を—・える」「公私の別を—・えない」 2 物事の道理をよく知っている。心得ている。「礼儀を—・える...
わた‐の‐はら【海の原】
広い海。うなばら。「—八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人(あま)の釣り舟」〈古今・羇旅〉
レメソス‐じょう【レメソス城】
《Kastro tis Lemesou》キプロス南部の都市レメソスにある中世の城。12世紀にイングランド王リチャード1世とナバラ王国の王女ベレンガリアが結婚式を挙げたとされる。オスマン帝国時代に...
ロンセスバーリェス【Roncesvalles】
スペイン北東部、ナバラ州の村。バスク語名オレアガ。ピレネー山脈山中の標高900メートルに位置する。778年、フランク王国カール1世がバスク人との戦いで大敗した地として知られ、「ロランの歌」に登場...
レメソス【Lemesos】
キプロス南部の港湾都市。アクロティリ湾に面する同国第2の都市。12世紀にイングランド王リチャード1世とナバラ王国の王女ベレンガリアが結婚式を挙げた地。レメソス城があり、ワイン産地としても知られる...