マダイン‐サーレ【Mada'in Saleh】
サウジアラビア北西部にある古代都市の遺跡。遊牧民のナバテア人によって建設され、紀元前1世紀から紀元後1世紀にかけて栄えた。古代ローマに征服され、交易の要地としての役割を失い、廃墟になったと考えら...
まち‐と・る【待ち取る】
[動ラ四] 1 待ち受けて捕らえる。「赤き猪(ゐ)この山にあり。故(かれ)、我共に追ひ下しなば、汝(なれ)—・れ」〈記・上〉 2 待ち受ける。待ち構える。「馬にて急ぎ着きぬ。入道—・り、喜びかし...
マテーラ‐だいせいどう【マテーラ大聖堂】
《Cattedrale di Matera》イタリア南部、バジリカータ州の都市マテーラにある大聖堂。典型的なプーリア‐ロマネスク様式の建築物として知られる。サッシと呼ばれる洞窟住居があるサッソバ...
まどい‐もの【惑ひ者】
1 落ち着き所のない者。浮浪人。「君の御出家候ひなば、御内(みうち)の上下、皆—になりなんず」〈平家・二〉 2 人の道から外れた者。「古今、あまたの—、或いは傾城(けいせい)を刺し殺して」〈仮・...
マヌカン‐とう【マヌカン島】
《Pulau Manukan》マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州の都市コタキナバルの沖合に浮かぶ島。ガヤ島やサピ島、同島をはじめ大小5島とその周辺海域がトゥンクアブドゥルラーマン国立公園に指定...
マムシト【Mamushit】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。紀元前1世紀にナバテア人が建設し、乳香や没薬(もつやく)などの交易によって栄えた。宮殿、貯水池、市場などの遺構のほか、床面のモザイクが残る東ローマ帝国時...
まめ‐おとこ【忠実男】
1 まめな男。誠実な男。 2 風流を愛し色好みな男。好色な男。また、近世では、情夫の意に用いたり、在原業平をさしたりする。「御身になびきなば、二道かくる—、いやなりませぬと仰せけり」〈浄・大覚大...
まめし‐げ【忠実し気】
[形動ナリ] 1 まじめでたのもしいさま。「—なお姿をお目にかけなば」〈伎・貞操花鳥羽恋塚〉 2 はりあいのあるさま。「世間で悪う歌はれて、—もなき浮世やと」〈浄・丹波与作〉
まる‐はなばち【丸花蜂/円花蜂】
ミツバチ科マルハナバチ属の昆虫の総称。体長15〜25ミリ。体はずんぐりし、長毛が密生する。花粉を媒介し、巣を地中に作って家族生活を営み、巣房は蜜蝋(みつろう)を分泌して球形や卵形に作られる。他の...
マレー【Marais】
フランス、パリ中心部、セーヌ川右岸の地区名。パリ第3・4区に属する。15世紀末のサンス館、16世紀のカルナバレ博物館、17世紀の王侯貴族の館に囲まれたボージュ広場など、パリ最古の町並みが残ってい...