ならがれ‐びょう【楢枯れ病】
ナラ類やシイ・カシなどの樹幹内に、甲虫カシノナガキクイムシがナラ菌をもち込むことによって、樹木が枯死する現象。
な‐ば
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の未然形+接続助詞「ば」》 1 …てしまったならば。「冬来たり—春遠からじ」「潮干—またも我来む」〈万・三七一〇〉 2 確かに…ならば。「心だにまことの道にかなひ—祈...
ならい【習い/慣らい】
1 しきたりとなっていること。ならわし。習慣。「土地の—で盆は旧に行う」 2 世間であたりまえであること。世の常。「栄枯盛衰は世の—」 3 ならうこと。学ぶこと。「以て貿易不利にして帰り来らんと...
なのめ【斜め】
[形動ナリ] 1 傾斜しているさま。ななめ。〈新撰字鏡〉 2 ありふれているさま。平凡。普通。「わが娘は—ならむ人に見せむは惜しげなるさまを」〈源・東屋〉 3 いいかげんであるさま。なおざり。「...
ナラコーテ【Naracoorte】
オーストラリア、南オーストラリア州南東部、ライムストーンコーストにある化石地域。石灰岩質の大地に多くの洞窟があり、フクロライオンや史上最大のカンガルーであるプロコプトドンをはじめ、更新世の哺乳類...
情(なさ)けは人(ひと)の為(ため)ならず
人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。誤って、親切にするのはその人のためにならないの意に用いることがある。 [補説]文化庁が発...
成(な)せば成(な)・る
やればできる。やる気があれば必ずやりとげられる。 [補説]上杉鷹山の「なせばなるなさねばならぬ何事もならぬは人のなさぬなりけり」、また武田信玄の歌に由来するともされる。
なら‐く
《伝聞推定の助動詞「なり」のク語法》「言うならく」「聞くならく」の形で、…と言うことには、聞くところでは、の意を表す。主に漢文訓読体の文章に用いられる。「聞く—公(きみ)が雲峰の裡(うち)、病に...
ならし【慣らし/馴らし】
1 ならすこと。なれるようにすること。「足—」「—に一矢づつ射て見候はん」〈太平記・一七〉 2 習慣。慣習。しきたり。ならわし。「水はまづすみかはるとも円居(まとゐ)ゐる今日の—はいつか絶ゆべき...
なん‐なら【何なら】
[副]《「なになら」の音変化》 1 相手が実現を希望していることを仮定する気持ちを表す。もしよければ。「—私のほうからお電話しましょう」 2 相手がそれを希望しないことを仮定する気持ちを表す。気...