お‐ねつ【御熱】
夢中になるさま。すっかりのぼせるさま。「実はあの子に—なんだ」 [補説]かつての女学生言葉。「お熱を上げる」の略。
お‐のし【御主】
[代]《「おぬし」の音変化》二人称の人代名詞。男女ともに用いたが、近世、特に町人の女性や遊女が使った。おまえ。そなた。「これ番頭、—が呑(の)むものはなんだ」〈滑・浮世風呂・前〉
カイエン‐ペッパー【cayenne pepper】
辛味の特に強い赤トウガラシ粉。肉料理の調味や各種ソースに用いられる。南アメリカの都市カイエンヌにちなんだ名。カイエンヌペッパー。
かくりゅう‐りきさぶろう【鶴竜力三郎】
[1985〜 ]力士。第71代横綱。モンゴル出身。本名、マンガラジャラブ=アナンダ。平成26年(2014)横綱に昇進。優勝6回。令和3年(2021)引退。→第70代横綱日馬富士(はるまふじ) →...
か‐せん【歌仙】
1 すぐれた歌人。「歌聖」に次ぐ人ともいう。六歌仙や三十六歌仙が有名。 2 連歌・俳諧の形式の一つで、長句と短句を交互に36句続けたもの。2枚の懐紙の第1紙の表に6句、裏に12句、第2紙の表に1...
かわり‐びな【変(わ)り雛】
伝統的なものとは違った材料を用いたり、変わった形に作ったりした雛人形。その年の干支(えと)にちなんだもの、世相を風刺したものなどがある。《季 春》
かん‐しょう【感傷】
1 物事に感じて心をいためること。「そう思うと、なんだか—の情に堪えない」〈藤村・家〉 2 物事に感じやすく、すぐ悲しんだり同情したりする心の傾向。また、その気持ち。「—におぼれる」「—にひたる」
キュリー【curie】
放射能の旧単位。1キュリーは、1秒間当たりの放射性核種の崩壊数が 3.7×1010 すなわち370億個あるときをいい、ラジウム1グラムの放射能にほぼ相当し、3.7×1010ベクレルに等しい。キュリー...
きんくま‐しょう【金熊賞】
ベルリン国際映画祭で、最優秀作品に与えられる賞。クマがベルリン市の象徴であることにちなんだもので、トロフィーも後脚で立つクマの形をしている。
けごん‐きょう【華厳経】
大乗経典。華厳宗の根本聖典。漢訳には東晋の仏駄跋陀羅(ぶっだばっだら)訳の60巻本、唐の実叉難陀(じっしゃなんだ)訳の80巻本、唐の般若(はんにゃ)訳の40巻本の3種がある。釈迦が成道(じょうど...