だいじょうきしんろん【大乗起信論】
インド古代の仏教書。馬鳴(めみょう)作と伝えられるが疑問も多い。成立年未詳。漢訳は梁(りょう)の真諦(しんだい)訳1巻、唐の実叉難陀(じっしゃなんだ)訳2巻がある。大乗仏教の中心思想を理論と実践...
ティーローミンロー‐じいん【ティーローミンロー寺院】
《Htilominlo Temple》ミャンマー中部の都市遺跡バガンにある仏教寺院。1215年、パガン朝ナンダウンミャーにより建立。名称は「傘の王」を意味し、王位継承の際に傘が倒れた方向にいる者...
テディー‐ベア【teddy bear】
縫いぐるみの熊。テディーは、米国の26代大統領セオドア=ルーズベルトの通称。狩猟中に子熊の命を助けたというエピソードにちなんだもの。
とし‐よわ【年弱】
[名・形動] 1 数え年で年齢をいう場合、その年の後半の生まれであること。また、そのさまや、その人。⇔年強(としづよ)。「—なんだから、一年ぐらい遅れてもいいと」〈山本有三・波〉 2 年下である...
とびうお‐ジャパン【トビウオジャパン】
競泳日本代表チームの愛称。古橋広之進の呼び名である「フジヤマのトビウオ」にちなんだもので、日本水泳連盟が平成21年(2009)に発表した。
とび‐うめ【飛(び)梅】
菅原道真が大宰府(だざいふ)に左遷されるとき、大切にしていた庭の梅の木に「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」の一首をかけて去ったところ、その梅の木が道真を慕って、大宰...
どう‐しん【同心】
[名](スル)《「どうじん」とも》 1 目的・志などを同じくすること。一つ心になること。「それが我々—の道かと思われます」〈滝井・無限抱擁〉 2 ともに事にあたること。協力すること。また、味方す...
なあ
《助詞「な」の音変化》 [終助] 1 終助詞「な3㋒」に同じ。「君に頼んでもいいか—」 2 終助詞「な3㋓」に同じ。「すばらしい景色だ—」
[間助]間投助詞「な」に同じ。「明日は—、大事な試...
ないいんせい‐カンナビノイド【内因性カンナビノイド】
生体内で作られる、マリファナに似た作用と構造をもつ物質の総称。神経細胞間のシナプス伝達の強さを抑制するはたらきがある。主なものとして、アナンダミドと2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)があ...
なかっ◦た
[連語] 《形容詞「ない」の連用形+完了の助動詞「た」。中世後期以降の語》 1 ある事柄が過去に存在しない意を表す。「こんなに大きな地震は—◦た」 2 過去のある状態・心情などを打ち消す意を表...