そうし‐みせ【草紙店】
江戸時代から明治時代にかけて、草双紙などを売っていた店。絵草紙屋。
そうせきぜんしゅう【漱石全集】
岩波書店が刊行する夏目漱石の著作集。第1次は大正6年(1917)から大正8年(1919)にかけて全14巻で刊行。後年刊行のものに「普及版」「新輯(しんしゅう)決定版」などがあるが、昭和10年(1...
そうじょうへいけものがたり【双調平家物語】
橋本治による「平家物語」の現代語による再構築訳。平成10年(1998)から平成19年(2007)にかけて、全15巻を刊行。第62回毎日出版文化賞(文学・芸術部門)受賞。
そうじゅうろう‐ずきん【宗十郎頭巾】
江戸時代に歌舞伎俳優の初世沢村宗十郎が用いはじめたという頭巾。黒縮緬(くろちりめん)の袷(あわせ)で四角い筒形を作り、左右から後ろにかけて長い錏(しころ)をつけて、額(ひたい)・ほお・あごを包む...
タイン‐ブリッジ【Tyne Bridge】
英国イングランド北東部の都市ニューカッスルにある橋。タイン川に架かる。1925年から1928年にかけて建造。全長約390メートルで、建造当初は世界最大のアーチ橋だった。
タウンジー【Taunggyi】
ミャンマー中部の都市。シャン州の州都。シャン高原西部、標高約1400メートルに位置する。古くからシャン族の交易の中心地であり、英国統治時代に避暑地として開発された。毎年10月末から11月にかけて...
ちゃばなし【茶話】
薄田泣菫の随筆集。大正4年(1915)から昭和5年(1930)にかけて新聞・雑誌に連載したコラムをまとめたもの。第1集は大正5年(1916)刊行。「後の茶話」「新茶話」など続編も多数ある。
タンジャブール【Thanjavur】
インド南部、タミルナドゥ州の古都。カーベリ川デルタの頂部に位置する。英国統治時代の旧称タンジョール。10世紀初頭から14世紀初頭にかけてチョーラ朝の都が置かれ、タミル文化の中心地として栄えた。1...
たんじつ‐しょくぶつ【短日植物】
日照時間が短くなると花をつける植物。キク・コスモス・イネなどで、夏から秋にかけて開花する植物に多い。→長日植物
たんていユーベル【探偵ユーベル】
ユゴーの遺稿集「見聞録(Choses vues)」から一部を抜粋し森田思軒が訳した小説。おもに英語版に基づく訳。明治22年(1889)1月から3月にかけて雑誌「国民之友」に連載。日本におけるユゴ...