なら‐え【奈良絵】
室町末期から江戸初期にかけて、冊子本(奈良絵本)・絵巻物の挿絵として描かれた絵画。奈良興福寺などの絵仏師の作との説があるが、呼称は明治以降に生まれたもので、奈良との関係は不明。明るい彩色の素朴な...
ナルアカンダスワミ‐じいん【ナルアカンダスワミ寺院】
《Nallur Kandaswamy Temple》スリランカ北部の都市ジャフナにあるヒンズー教寺院。15世紀に建立。ポルトガルに破壊され、18世紀に再建。2011年に、黄色を基調とする高さ約3...
ナランホ【Naranjo】
グアテマラ北部、ペテン県東部にあるマヤ文明の遺跡。ティカルの北東約40キロメートルに位置する。先古典期から古典期にかけて建てられた神殿や球戯場などの遺構があり、浮彫が施された石碑や祭壇が残っている。
なるとひちょう【鳴門秘帖】
吉川英治による長編の娯楽小説。大正15年(1926)から昭和2年(1927)にかけて大阪毎日新聞に連載。著者による大衆小説の初期の代表作で、連載中に映画化されるなど、人気を博した。
なんきょくこうきょうきょく【南極交響曲】
《原題、(イタリア)Sinfonia antartica》R=V=ウィリアムズの交響曲第7番。1949年から1952年にかけて作曲。全5楽章。スコットの南極探検を描いた映画「南極のスコット」のた...
なんがん‐ていきあつ【南岸低気圧】
日本の南海上を発達しながら東から北東の方向に進む低気圧。冬から春にかけて発生しやすく、太平洋側の地域に雪や雨を降らせる。
なんかい‐じしん【南海地震】
紀伊半島沖から四国沖にかけての地域を震源に発生する大地震。天武天皇13年(684)、正平16年(1361)、宝永4年(1707)、安政元年(1854)、昭和21年(1946)と、繰り返し発生して...
ニオロ‐デュ‐サヘル【Nioro du Sahel】
マリ西部の都市。モーリタニアとの国境近くに位置する。16世紀から17世紀にかけて建設。18世紀にバンバラ人によるカアルタ王国の首都となった。19世紀建造の大モスク、空港がある。
にく‐かみうた【二句神歌】
上の句と下の句の2句からなる短歌体の神歌。平安末期から鎌倉時代にかけて行われた。にくのかみうた。
ナマクアランド【Namaqualand】
アフリカ南部、ナミビア南西部から南アフリカ共和国北西部にかけての地域名。少数民族のナマ人が居住する。ほとんどが砂漠地帯だが、夏のわずかな降雨により多数の花が一斉に咲くことで知られる。銅、ダイヤモ...