あれ‐た【荒れ田】
耕作しないで放置してある田。あらた。「ささめ刈る—の沢に立つ民も身のためにこそ袖は濡るらめ」〈千載・恋五〉
アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ【(ドイツ)an und für sich】
即自かつ対自。ヘーゲル弁証法で、事物の弁証法的発展の第三段階を示す用語。アンジッヒの段階から、他者との対立において自己を自覚するフュールジッヒの段階に発展し、さらにこの対立が統一されて一段高い状...
アンコール【encore】
[名](スル) 1 演奏者や歌手が予定のとおり終了し退場したあと、聴衆が拍手や掛け声で再演を望むこと。また、それにこたえて行う演奏や歌。 2 再放送や再上演。「—アワー」 [補説]語源はフランス...
アンコール‐アワー
《(和)encore+hour》視聴者の要望にこたえて、すでに放送して評判の高かった番組などを再放送する時間帯。
あん‐ご【安居】
[名](スル)《(梵)vārṣikaの訳。雨季の意》仏語。僧が、夏、1か所にこもって修行すること。陰暦4月16日から7月15日までの3か月間で、この期間を一夏(いちげ)という。雨安居(うあんご)...
あん‐じ【案じ】
1 考え。工夫。「着物の模様の—まで、人にこれはとほめられるも」〈洒・娼妓絹籭〉 2 心配。恐れ。「さめるといふ—がないわいな」〈滑・浮世風呂・二〉
アンジュアン‐とう【アンジュアン島】
《Anjouan》コモロ諸島東部の島。1975年、グランドコモロ島、モヘリ島とともにコモロ共和国としてフランスから独立したが、再び分離を求める動きがある。中心地は北西岸の港町ムツァムドゥ。16世...
アンドロジナス‐ルック【androgynous look】
性別の枠組を超えたファッションの様式。男らしさ、女らしさにこだわらない服装など。
アンドロス‐とう【アンドロス島】
《Andros/Άνδρος》ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶ島。キクラデス諸島の中で3番目に大きく、最北端に位置する。主な町は同島東岸のアンドロス。ワインの生産と海運業が盛ん。木々に覆われた...
いい【謂】
《動詞「い(言)う」の連用形から。ふつう「…のいい」の形で用いられる》…についての表現、いわれ。また、…という意味、…のこと。「間髪を入れずとは正にこの—である」〈芥川・葱〉