いい‐おと・す【言(い)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 言うべきことを言い忘れる。言いもらす。「大事な用件を—・す」 2 けなして言う。悪く言う。「心せばげにこそ見ゆめれ、など—・す」〈源・竹河〉
いい‐かお【好い顔】
[名]特定の地域・分野で特に信用や力があること。また、その人。有力者。顔役。「あの方面では、彼は—だ」
[連語] 1 機嫌のよい顔付き。にこにこ顔。「坊や、—をしてちょうだい」 2 好意のあ...
いい‐ごと【言ひ事】
1 話されること。また、言葉。「頼めおきしその—やあだなりし波越えぬべき末の松山」〈山家集・下〉 2 よく話される事柄。話の種。「そのころの—にこそし侍りしか」〈大鏡・伊尹〉 3 口論。口げんか...
いかだ‐じぎょう【筏地形】
湿地など地盤の軟らかい所で、長い木材や鉄材を敷き並べ、その上にコンクリートを打つ地固め工法。
いか‐もの【厳物】
いかめしげにこしらえた物。
いく‐せ【幾瀬】
1 いくつかの瀬。また、たくさんの瀬。「大井川かがりさしゆく鵜飼舟—に夏の夜を明かすらむ」〈新古今・夏〉 2 多くのこと。ひとかたならぬこと。かずかず。「それは—の物案じ、それ故にこの病」〈浄・...
い‐けん【威権】
相手にこちらの意思を押しつけて従わせる力。威力と権力。
い‐ごもり【斎籠もり/忌籠もり】
神事の前などに、けがれに触れないように家にこもること。いみごもり。
いざさらば
1 別れるときに言う語。それでは、さようなら。「いまこそ別れめ、—」〈小学唱歌・あおげば尊し〉 2 思い立って事をしようとするときや人を誘うときに言う語。さあ、それでは。「—雪見にころぶ所まで/...
いしぶたい‐こふん【石舞台古墳】
奈良県高市郡明日香村島庄にある飛鳥時代の古墳。巨大な横穴式石室が露出し、天井石が舞台のように大きいためにこの名がある。蘇我馬子(そがのうまこ)の墓とする説もある。