ごま‐ぎ【胡麻木】
レンプクソウ科の落葉小高木。日本特産で、本州以西の山野に自生。高さ2〜5メートル。葉は長楕円形で、もむとゴマのにおいがする。5月ごろ、白い小花を密につける。ごまき。
こり‐やなぎ【行李柳】
ヤナギ科の落葉低木。水辺に栽培される。雌雄異株。春、葉の出る前に、黒みを帯びた雄花、白毛を密生した雌花を穂状につける。枝で柳行李(やなぎごうり)を編む。こぶやなぎ。
コレウス【(ラテン)Coleus】
シソ科コレウス属の多年草の総称。アフリカ・アジアの熱帯地方に分布し、観葉植物として数種が栽培される。葉は対生する。秋、唇形の花を穂状につける。コリウス。にしきじそ。
こめ‐すすき【米薄】
イネ科の多年草。高地に生え、高さ20〜40センチ。茎の根元に細長い葉がつく。夏、茎の先に褐色の穂をまばらにつける。
こ‐もの【籠物】
かごに入れた果物。木の枝につけて、献上物または儀式のときなどに用いる。「その日の御前の折櫃物(をりびつもの)、—など」〈源・桐壺〉
こめ‐がや【米茅】
イネ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約40センチ。葉は細長い。夏、茎の先の片側に、米粒に似た穂を1列につける。すずめのこめ。
ごろ‐つき
一定の住所、職業を持たず、あちこちをうろついて、他人の弱味につけこんでゆすり、嫌がらせなどをする悪者。無頼漢。ごろ。 [補説]「破落戸」とも書く。
こま‐つなぎ【駒繋ぎ】
1 馬をつなぎとめること。また、そのためのもの。こまとどめ。こまとめ。 2 マメ科の草状の低木。山野に生える。高さ60〜90センチ。葉は楕円形の小葉からなる羽状複葉。夏から秋、紅紫色の花を総状に...
ごま‐てん【胡麻点】
1 謡い物・語り物または声明(しょうみょう)などの文のわきにつけ、節の高低などを示す符号。黒ゴマのような形をしたもの。節博士(ふしはかせ)。 2 「読点(とうてん)」に同じ。 3 「傍点(ぼうて...
ごまのは‐ぐさ【胡麻の葉草】
ゴマノハグサ科の多年草。湿気のある草地に生え、高さ約1.2メートル。ゴマに似た葉をもち、夏、黄緑色の壺形の花を総状につける。根を乾燥したものを漢方で玄参(げんじん)といい、解熱・消炎薬として用い...