ねっ‐たい【熱帯】
赤道を中心として南北両回帰線に挟まれた地帯。気候的には年平均気温がセ氏20度以上、または最寒月の平均気温がセ氏18度以上の地域をいい、回帰線よりやや広い。
ねった・い【妬い/嫉い】
[形][文]ねった・し[ク]《中世・近世語》形容詞「ねたし」の音変化。「—・い、さらば景季も盗むべかりけるものを」〈平家・九〉
ねったい‐うりん【熱帯雨林】
⇒熱帯降雨林
ねったいうりん‐きこう【熱帯雨林気候】
ケッペンの気候区分による熱帯気候の一。符合はAf。一年じゅう雨が多く高温多湿で、ほぼ毎日午後にスコールが降る。常緑広葉樹のジャングルに覆われるが、雨のため表土が蓄積されにくく農業には不向き。イン...
ねったいかいようぜんきゅうたいきけんきゅう‐けいかく【熱帯海洋・全球大気研究計画】
⇒TOGA(トーガ)計画
ねったい‐かじつ【熱帯果実】
熱帯地方に産する果実。バナナ・マンゴー・ドリアンなど。
ねったい‐きこう【熱帯気候】
熱帯に固有の気候。ケッペンの気候区分における符合はA。一年じゅう高温で、気温は年変化が少ないが昼夜の差が大きい。一年を通じて多雨の熱帯雨林気候(Af)と乾季と雨季が明瞭なサバナ気候(Aw)に大別...
ねったい‐きだん【熱帯気団】
熱帯・亜熱帯で形成される暖気団。多湿の海洋性と乾燥した大陸性のものとがあり、前者には小笠原気団、後者には揚子江気団がある。
ねったい‐ぎょ【熱帯魚】
熱帯・亜熱帯地方に産する魚類。主に淡水魚をいい、色彩のはでなものが多く、観賞用に飼育される。グッピー・エンゼルフィッシュ・ディスカスなど。《季 夏》「—みなしづかなり値たかく/波郷」 [補説]書...
ねったいぎょ【熱帯魚】
吉田修一の短編小説。平成12年(2000)、「文学界」誌に発表。第124回芥川賞候補作となる。同作を表題作とする小説集は、平成13年(2001)の刊行。