うけ‐こたえ【受け答え】
[名](スル)《「うけごたえ」とも》人の言うこと、尋ねることに応じて答えること。応答。「はきはきと—する」
ゆう‐じゅう【優柔】
[名・形動] 1 ぐずぐずとして決断力がにぶいこと。気が弱く、はきはきしないこと。また、そのさま。「—な性格」 2 ゆったりとして、ものやわらかなこと。また、そのさま。「此—なる文体もて描きいだ...
うち‐き【内気】
[名・形動]気が弱く、人前では、はきはきしない性格。また、そのさま。「—な人」
暗(くら)がりから牛(うし)を引(ひ)き出(だ)す
《暗い所に黒い牛がいると何が何やらはっきりしないところから》物の区別がつかないたとえ。また、動作が鈍重で、はきはきしないたとえ。暗闇から牛を引き出す。
ぐず【愚図】
[名・形動]はきはきしないで動作や決断が鈍いこと。また、そのような人やさま。「—なやつ」 [補説]「愚図」は当て字。
し‐こなし【為熟し】
1 立ち居振る舞い。態度。「—の活発(はきはき)しない人で」〈二葉亭訳・夢かたり〉 2 物事をうまく処理すること。さばくこと。「親旦那のよろしく御—なされ、只今で三十四人ゆるゆると暮らし」〈浮・...
はっし
[副] 1 堅い物どうしがぶつかるさま。また、その音を表す語。「刀を—と受けとめる」「丁丁(ちょうちょう)—」 2 勢いよく飛んで物に当たるさま。「好球を—と打ち返す」 3 物を強く打ち付ける音...
しんねり
[副](スル) 1 ねちねちして粘り強いさま。「—(と)した口調で長々と説教する」 2 陰気ではきはきしないさま。「—(と)して口数の少ない人」
しゅう‐じゅう【羞渋】
[名](スル)恥じらって、態度や口調がはきはきしないこと。「—して言う能わざるなり」〈服部誠一訳・春窓綺話〉
うす‐のろ・い【薄鈍い】
[形]物事に対する反応が普通よりのろい。あまりはきはきしていない。どこか間が抜けている。「—・い奴というものは正直ではありませんか」〈露伴・五重塔〉