メタンけい‐たんかすいそ【メタン系炭化水素】
メタンの同族体。一般式CnH2n+2で表される鎖式の飽和炭化水素の総称。nが1から4のメタン・エタン・プロパン・ブタンは気体。それ以上はギリシャ語の数詞を用いて称し、5のペンタンから15のペンタ...
メティス【Metis】
木星の第16衛星。すべての衛星のうちで最も木星に近い、輪の中の軌道を回る。1979年にボイジャー1号が撮影した写真から発見された。名の由来はギリシャ神話のゼウスの最初の妻。非球形で平均直径は約4...
メトネ【Methone】
土星の第32衛星。2004年に発見。名の由来はギリシャ神話の巨人の娘。非常に小さく直径は3キロに満たない。公転軌道上の前後に細かい岩石が連なって、メトネとともに弧を描き、土星の不完全な輪を形成し...
めど【蓍】
1 「蓍萩(めどはぎ)」に同じ。〈和名抄〉 2 「めどぎ」に同じ。〈和英語林集成〉 3 《2を用いるところから》占い。「机の数を改めしも、わが子は来たかと心の—」〈浄・手習鑑〉
めど‐ぎ【蓍/筮】
《「めどき」とも》易で、占筮(せんぜい)のために用いる50本の細い棒のこと。もとは蓍萩(めどはぎ)の茎を使ったが、のちには多く竹で作ったので筮竹(ぜいちく)という。めど。
蓍(めど)に削(けず)り花(ばな)
蓍萩(めどはぎ)につけた削り花。古今伝授(こきんでんじゅ)で、三草の一。
もと‐はぎ【本矧】
矢で、篦(の)に羽の軸を接着し、桜皮・糸などを巻きつけた部分のうち、矢筈から遠い部分。下矧(したはぎ)。
もんがら‐かわはぎ【紋殻皮剝】
フグ目モンガラカワハギ科の海水魚。全長約35センチ。体は卵形で側扁し、口のまわりが橙色、背は黒褐色で黄色の網状斑があり、腹部には大きな淡青色の円斑が並ぶ。南日本から熱帯地方の岩礁に生息。観賞用。
やすめ‐どころ【休め所】
1 休ませる所。休息所。「細脛(ほそはぎ)の—や夏の山/珍碩」〈猿蓑〉 2 短歌の第3句。「あだ人のといふ五文字を、—にうちおきて」〈源・玉鬘〉
や‐とう【野盗】
山野にいる盗賊や、追いはぎ。