うき‐ぼり【浮(き)彫(り)】
1 平面に絵・模様・文字などを浮き上がるように彫ること。また、その彫刻。高浮き彫り・薄浮き彫りなどがある。浮き上げ彫り。うけぼり。レリーフ。 2 あるものがはっきりと見えるようになること。「問題...
うし‐の‐ほね【牛の骨】
素性のはっきりしない者をあざけっていう言葉。馬の骨。
うじ【蛆】
ハエやアブの幼虫。体は小さな円筒状で、頭や脚ははっきりせず、白または黄色で毛がない。動物の死体や便などに発生する。キンバエ類などは「さし」とよばれ、釣りの餌にする。うじむし。「—がわく」《季 夏》
うじ‐うじ
[副](スル)気おくれしたり決断がつかなかったりして、はっきりした態度をとらないさま。ぐずぐず。「—(と)して気に病む性分」
うす‐うす【薄薄】
[副] 1 はっきりとではなく、いくらか意識されるさま。おぼろげに。「前から—気づいてはいた」 2 色・光・密度などが薄いさま。うっすらと。かすかに。「どこかで落葉を焚(た)いている煙が…—とあ...
うそ‐うそ
[副] 1 落ち着きなく歩き回ったり見回したりするさま。うろうろ。きょろきょろ。「男は庭の真中に立って、—家の中を見廻していた」〈秋声・足迹〉 2 どことなくはっきりしないさま。間の抜けたさま。...
疑(うたが)わしきは罰(ばっ)せず
刑事訴訟で、犯罪事実がはっきりと証明されないときは、被告人の利益になるように決定すべきであるという原則。疑わしきは被告人の利益に。
うたわ・れる【謳われる】
[動ラ下一][文]うたは・る[ラ下二]《動詞「うた(歌)う」の未然形に受身の助動詞「れる」が付いたものから》 1 多くの人から褒めたたえられる。よい評判を受ける。「名横綱と—・れる」 2 はっき...
うち‐だ・す【打(ち)出す】
[動サ五(四)] 1 ㋐太鼓などを打ちはじめる。「鐘を—・す」 ㋑(「撃ち出す」とも書く)鉄砲などを打ちはじめる。また、弾丸などを打って出す。「大砲を—・す」 2 金属などを裏から打って模様を表...
うつつ【現】
1 この世に現に存在しているもの。現実。夢・虚構などに対していう。「夢か—か幻か」 2 意識の正常な状態。正気。「—に返る」 3 《「夢うつつ」「夢かうつつか」などの形で用いられるところから誤っ...