はつ‐ゆるし【初許し】
師匠から、最初の段階の免許を与えられること。また、その免許。初伝。
はつ‐よう【発揚】
[名](スル) 1 精神や気分が高まること。意気を奮い立たせること。「民族意識が—する」「士気を—する」 2 威光・勢威などを盛んにすること。「新文明国の名声を—し」〈福沢・福翁百話〉
はつ‐らい【初雷】
「はつがみなり」に同じ。《季 春》
はつ‐らい【発雷】
[名](スル)雲の中で雷が発生すること。「—確率」
はつ‐らつ【溌剌/溌溂/蹳剌】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 生き生きとして元気のよいさま。「—とした声」「生気—たる若者」 2 魚が飛び跳ねるさま。「御贄(みにへ)の錦鱗徒らに湖水の浪に—たり」〈太平記・九〉
はつ‐らん【撥乱】
《「撥」は治める意》乱れた世の中を治めること。「—安民」
はつらん‐はんせい【撥乱反正】
《「春秋公羊伝」哀公一四年から》世の乱れを治め、正しい世の中に戻すこと。
はつり【解り】
絹布の類をほぐし、縫い糸にしたもの。「信濃の—を、いとよきほどにすげて」〈宇津保・俊蔭〉
はつり【削り】
鏨(たがね)や鑿(のみ)を用いて、金属・木材・コンクリートなどの表面をけずりとること。 [補説]「斫り」と書くこともある。
はつ・る【削る】
[動ラ五(四)] 1 少しずつけずる。「材(き)を—・る斧(よき)の音」〈露伴・五重塔〉 2 皮をはぐ。「兎を捕へ皮を—・りて野に放つ」〈霊異記・上〉 [補説]建設では「斫る」と書くこともある。