ひとこぶ‐らくだ【単峰駱駝】
ラクダの一種。体高約2メートル、背の中央にこぶが一つ隆起する。アラビア半島を中心にインド西部からアフリカ北部にかけて家畜として使役される。野生のものは絶滅。
ひと‐こま【一齣】
1 演劇・映画などの一場面。 2 ひと続きの事柄の中の一場面。「日常生活の—」「青春の—」 3 フィルム・漫画などの一区切り。「—漫画」 4 大学などの時間割の一区切り。一時限。
ひと‐ころ【一頃】
以前のある時期。一時。「—のような勢いはない」「—はやった曲」
ひと‐ころ・う【僭ふ】
[動ハ四]《「ひと」は人、「ころふ」は如しの意か。後世「ひとごろふ」「ひとごろぶ」とも》みずからを君主になぞらえる。分限を超えて君主のように振る舞う。「蘇我入鹿…独り—・ひ立たむことを謨(はか)...
ひと‐ごえ【人声】
人が話をする声。「どこかで—がする」
ひと‐ごこち【人心地】
1 生きた心地。また、ほっと、くつろいだ感じ。「恐ろしくて—もなかった」 2 人間としての平常の感覚や意識。ひとごころ。「少し—もせば院に参らせむと」〈宇津保・国譲下〉
人心地(ひとごこち)が付(つ)・く
緊張から解放されて、ほっとした気持ちになる。「風呂につかって、やっと—・いた」
ひと‐ごころ【人心】
1 人間の気持ち。また、人としての情愛の心。「思えば無情(つれな)の—かな」〈樗牛・滝口入道〉 2 「人心地2」に同じ。「聖は—もなくて、二日三日ばかりありて死にけり」〈宇治拾遺・一三〉
ひと‐ごと【人事/他人事】
自分には関係のないこと。他人に関すること。よそごと。「境遇が似ていて、とても—とは思えない」 [補説]本来「他人事」と書いて「たにんごと」とは読まなかった。
ひと‐ごと【人毎】
どの人もみな。各人。めいめい。「—に好みが違う」