ひの‐し【日野市】
⇒日野
ひのし‐ずり【火熨斗摺り】
火熨斗をかけそこなって、布をいためること。また、その布の部分。「—をでかしたことが、こごとの度に出るだ」〈滑・浮世風呂・二〉
ひ‐の‐した【日の下】
天下。世界。あめのした。「あら愚かや忠信は、—において隠れましまさず」〈謡・摂待〉
ひのした‐かいざん【日の下開山】
《「ひのしたかいさん」とも》相撲・武芸などで、天下無双の強豪のこと。普通は横綱の異称。
ひの‐しょうにん【日野商人】
滋賀県蒲生(がもう)郡日野町から各地に行商に出た近江(おうみ)商人。室町末期から江戸時代に発展、主に椀(わん)・蚊帳(かや)を商った。
ひのしろ【緋の城】
木崎さと子の長編小説。パリのアパルトマンの、緋色の部屋を舞台に、母と子の悲劇を描く。平成14年(2002)刊。
ひのせっぷん【火の接吻】
戸川昌子のミステリー小説。副題「26年目の不信の再会」。昭和59年(1984)刊行。
ひ‐の‐そうぞく【昼の装束】
束帯をつけること。また、その姿。束帯姿。宿直(とのい)装束に対していう。ひのよそい。
ひ‐の‐たたし【日の縦】
東西。「東西を以て—とし南北を日横(ひのよこし)とす」〈成務紀〉
ひ‐の‐たて【日の経】
東。東の方向。「大和の青香具山は—の大き御門(みかど)に」〈万・五二〉