マラータ【Marāṭha】
インド中部、デカン高原から西海岸に至るマハラシュトラ地方に居住する種族。ヒンズー教徒で、中世以来独立を保持し、1674年、シバージーがマラータ王国を建設してムガル帝国と対抗。18世紀中ごろからは...
ミナクシ‐じいん【ミナクシ寺院】
《Meenakshi Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市マドゥライにあるヒンズー教寺院。17世紀、ナヤク王国のティルマーラ=ナヤクにより建立。ミナクシ女神と夫シバ神を祭る。東西南北を...
ミルジャプル【Mirzapur】
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市。バラナシの南西約50キロメートル、ガンジス川中流部に位置する。滝が多く、ヒンズー教の巡礼地もあり、沐浴に多くの信者が訪れる。絨毯(じゅうたん)と真鍮(しん...
ミーソン‐いせき【ミーソン遺跡】
《Thanh Dia My Son》ベトナム中部、クアンナム省にある遺跡。ホイアンの南西約40キロメートルの盆地に位置する。チャンパー王国の聖地だったとされ、北に聖山マハーパルバタを望む。フラン...
ムンバーデービー‐じいん【ムンバーデービー寺院】
《Mumba Devi Temple》インド西部、マハラシュトラ州の都市ムンバイにあるヒンズー教寺院。17世紀に建造。ムンバイの地名の由来となった女神ムンバを祭る。
モザンビーク‐とう【モザンビーク島】
《Island of Mozambique》モザンビーク北東部、大陸から約3キロメートル沖のインド洋にある小島。アラブ人の貿易基地であったが、バスコ=ダ=ガマが上陸したのち、ポルトガルが要塞を築...
モハスタン【Mohasthan】
バングラデシュ北西部の都市ボグラの郊外にある都城遺跡。市街中心部より北約10キロメートルに位置する。全長約4.5キロメートルの城壁が残り、グプタ朝時代の碑文が発見された。モハスタン博物館には、8...
モヘシュカリ‐とう【モヘシュカリ島】
《Maheshkhali Island》バングラデシュ南東部の都市コックスバザール郊外のベンガル湾に浮かぶ島。中心街の北西約6キロメートルに位置し、緑豊かでマングローブに囲まれる。アディナート寺...
モンキー‐フォレスト【Monkey Forest】
インドネシア南部、バリ島中南部の村ウブドにある野生のサルの自然保護区。およそ200頭のカニクイザルが生息。ヒンズー教のシバ神を祭るダルムアグンパダントゥガル寺院の聖域となっている。
やま【夜摩】
《(梵)Yāmaの音写》ヒンズー教の神。赤目、黒光りする肌で、黄衣を着て縄を手に、人体から霊魂を力任せに引き抜き去るという。死に神よりも懲悪的性格が強い。仏教でいう閻魔(えんま)王の原形と考えられる。