びゃくだん‐こう【白檀香】
ビャクダンの心材から作った香。
びゃくだん‐ゆ【白檀油】
ビャクダンの材を蒸留して得る黄色い油。揮発性で芳香があり、主成分はサンタロール。香料に用いる。
びゃく‐どう【白道】
⇒二河白道(にがびゃくどう)
びゃく‐ぶ【百部】
ビャクブ科の蔓性(つるせい)の多年草。根は紡錘形をし、葉は広楕円形で、数枚が輪生する。7月ごろ、葉のわきに淡緑色の4弁花をつける。中国の原産で、日本へは江戸時代に渡来。根を煎(せん)じて駆虫薬に...
びゃく‐や【白夜】
⇒はくや(白夜) [補説]書名別項。→白夜
びゃくや【白夜】
村山知義の小説。昭和9年(1934)「中央公論」誌に発表した転向小説。
びゃくやうこう【白夜雨稿】
有島生馬の随筆集。大正13年(1924)刊行。文学・美術論や紀行文、震災の記録など内容は多岐に渡る。
びゃくやこう【白夜行】
東野圭吾の長編推理小説。平成11年(1999)刊。第122回直木賞候補作品。迷宮入りした殺人事件に関わった少年と少女をめぐる悲劇を描く。舞台化、ドラマ化、映画化作品がある。
びゃくやをたびするひとびと【白夜を旅する人々】
三浦哲郎の長編小説。自身の家族をモデルに、東北の呉服屋一家の不幸な運命を描く。昭和59年(1984)刊行。第12回大仏次郎賞受賞。
びゃく‐らい【白癩】
1 ハンセン病の一型の古称。身体の一部または数か所の皮膚が斑紋状に白くなるものをさす。しらはだ。 2 そむけば白癩になるという意で、強い決意や禁止を表す語。副詞的に用いる。「商ひ馬に乗らんとは、...