うめのはな‐がい【梅の花貝】
ツキガイ科の二枚貝。内湾の砂泥地にすむ。貝殻は球形で、梅の花びらに似る。殻長6ミリくらい。殻表には成長脈と八の字形の刻み目がある。殻は貝細工に用いる。
うめ‐わん【梅椀】
5種類の椀種を入れたすまし汁。白身魚やえび、しいたけなどを用いることが多い。椀種を、5枚の梅の花びらになぞらえた名という。
うり‐の‐き【瓜の木】
ミズキ科の落葉低木。山地の木陰に生え、葉は先が三〜七つに裂けていて、ウリの葉に似る。夏、白い6弁花をつけ、花びらは反り返る。果実は熟すと藍(あい)色。八角楓(はっかくふう)。
うるし‐もん【漆紋】
漆で描いた紋所。麻の帷子(かたびら)などにつける。
うわ‐おび【上帯/表帯】
1 着物のいちばん外に締める帯。 2 鎧(よろい)・腹巻き・胴丸の類の胴先につける帯。ひもや布帯を用いる。「鎧の—押しくつろげ、腹かき切って」〈義経記・八〉 3 平胡簶(ひらやなぐい)や箙(えび...
うわざし‐の‐や【上差の矢】
箙(えびら)などに差した矢のほかに、別形式の矢を1、2筋差し添えたもの。うわや。「この負ひたる胡簶(やなぐひ)の—を一筋」〈今昔・二七・四三〉
うわ‐ばり【上張り/上貼り】
[名](スル) 1 襖(ふすま)・天井・壁などに仕上げとして紙や布などをはること。また、その紙や布。仕上げ張り。⇔下張り。 2 上にはおって着る着物。「帷子(かたびら)の—」〈浮・一代男・三〉
うわ‐も【上裳/褶/表裳】
律令制の礼服(らいふく)で、下半身にまとう裳の一。男子は袴(はかま)の上に、女子は下裳に重ねてつけた。ひらみ。しびら。うわみ。
エアロ‐パーツ
《(和)aero+parts》自動車で空気抵抗を減らしたり、気流による車体の浮き上がり(リフト)を抑えたりして、性能や操縦安定を高めるための、空気力学的付加物。→エアスタビライザー
エステけ‐べっそう【エステ家別荘】
《Villa d'Este》⇒ビラデステ