ふく‐わげ【吹く髷】
女性の髪形の一。勝山髷に似て輪をふっくらとさせたもの。江戸後期から侍女などが結い、明治中ごろには京都で流行した。
ふくわ‐じゅつ【腹話術】
口唇を動かさずに話す術。また、人形が話しているように見せる芸。
ふき‐わた【吹き腸】
クジラの肺。食用とする。ふくわた。
ふく‐わら【福藁】
正月に、門口や庭に敷く新しいわら。《季 新年》
ふく‐わらい【福笑い】
正月の遊びの一。目隠しをして、輪郭だけが描かれたお多福やおかめの絵の上に、別に厚紙で作った目・鼻・唇などを並べ、出来上がりのおかしさを楽しむもの。《季 新年》「目隠しが透いて見えたる—/梓月」
ふ‐くん【夫君】
他人の夫の敬称。ご主人。
ふ‐くん【父君】
他人の父の敬称。お父上。
ふ‐くん【府君】
1 中国の漢代、府の太守の尊称。 2 亡祖父・亡父を敬っていう語。 3 尊者・長者を敬っていう語。
ふくん‐ぼん【付訓本】
「点本(てんぽん)」に同じ。