あい‐きょう【愛嬌/愛敬】
《古くは「あいぎょう」》 1 にこやかで、かわいらしいこと。「—のある娘」「口もとに—がある」 2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。「—たっぷりに話す」 3 相手を喜ばせるような言葉・振る舞...
あがま・う【崇まふ】
[動ハ下二]尊び敬う。「今まで様に様を付け—・へた娘御に」〈浄・曽根崎〉
あく‐さつ【悪札】
へたな書き物。自分の手紙をへりくだっていう語。
あく‐しょ【悪書】
1 内容が俗悪で、読者や社会、特に青少年読者に悪影響を及ぼす本。 2 文字を書くのがへたなこと。悪筆。「商戸なれば…書に心なし。故に—なる事人のみるところなり」〈胆大小心録〉
あく‐ひつ【悪筆】
へたな字。また、字がへたなこと。「生来の—」
あく‐ぶん【悪文】
へたでわかりにくい文章。文脈が混乱して、まとまりのない文章。
あさ・う【浅ふ】
[動ハ下二] 1 身分、地位が低い状態にある。「まだ位なども—・へたる程を」〈源・竹河〉 2 考えが不十分な状態にある。あさはかである。「さやうに—・へたる事は、かへりて軽々しきもどかしさなども...
あだ・う【徒ふ】
[動ハ下二]ふざける。戯れる。「若やかなる人こそ、物の程知らぬやうに—・へたるも罪ゆるさるれ」〈紫式部日記〉
アテニシオニ‐きょうかい【アテニシオニ教会】
《Atenis sioni》ジョージア中央部の都市ゴリ南郊にある教会。7世紀初めの創建。古都ムツヘタにある世界遺産ジュバリ教会の、創建当初の姿を模したとされる。内部には「ヨゼフの夢」と呼ばれる...
あゆが・す【揺がす】
[動サ四]ゆり動かす。「はし鷹の置き餌(ゑ)にせむと構へたるおし(=ネズミ取リ)—・すなねずみ捕るべく」〈拾遺・物名〉