イオニア‐がくは【イオニア学派】
前6世紀ごろ、イオニア地方に興ったギリシャ最初の哲学の学派。万物の根源を水・アペイロン(無限なもの)・空気・火に求めた。ミレトス出身のタレス・アナクシマンドロス・アナクシメネス、およびヘラクレイ...
いそ‐まつ【磯松】
1 磯辺に生えている松。 2 イソマツ科の多年草。暖地の海岸に生え、高さ約15センチ。小低木状で、茎の古い部分はクロマツの幹に似て、へら形の葉が茎の頂に群がってつく。8、9月ごろ、淡紫色の花を穂...
いた‐おこし【板起(こ)し】
ろくろで成形した陶器をろくろ台から離すとき、底部を竹べらでとる手法。糸切りの跡がない。へら起こし。
いと‐しも
[副] 1 《副詞「いと」+連語「しも」から》非常に。きわめて。「—悔しう思ひ給へらるる折多くなむ」〈源・須磨〉 2 (あとに打消しの語を伴って)あまり。たいして。「この度の司召しにも漏れぬれど...
いぬ‐なずな【犬薺】
アブラナ科の越年草。草地や畑地に生え、高さ10〜20センチ。根ぎわの葉はややへら状で厚い。春、黄色い小花が多数集まって咲く。実は平たい長楕円形のさやとなる。
イラクリオン【Iraklion/Ηράκλειον】
ギリシャ南部、クレタ島の港湾都市。イタリア語、およびトルコ語での呼称はカンディア。同島中央部の北岸に位置し、エーゲ海に臨む。9世紀頃にアラブ人が町を建設し、ビザンチン帝国、ベネチア共和国の領土と...
イラン【Iran】
アジア大陸南西部の国。正称、イラン‐イスラム共和国。首都テヘラン。1925年パフラビー朝が成立、1935年に国名をペルシアからイランと改称。1979年のイラン革命まで王国。北のカスピ海沿岸で灌漑...
イレオ【Iraio/Ηραίο】
⇒ヘラ神殿
いわ‐れんげ【岩蓮華】
ベンケイソウ科の多年草。関東以西の岩上に自生。藁葺(わらぶ)き屋根などにも生える。へら形の葉が重なり合い、ハスの花に似る。9〜11月、小花が円錐状に密生し、下方から順に開花。明治時代に多くの園芸...
うち‐いと【打(ち)糸】
篦(へら)でたたいて固く組んである組紐(くみひも)。