出典:gooニュース
小惑星ベンヌに生命関連分子=アミノ酸、5種類の核酸塩基など―米国版「はやぶさ」採取・国際チーム
米航空宇宙局(NASA)の探査機オシリス・レックスが地球に持ち帰った小惑星「ベンヌ」の砂などの試料から、33種類のアミノ酸のほか、DNAやRNAを構成する5種類の核酸塩基など生命に関連する有機化合物を多数検出したと、北海道大、東北大、九州大などの研究者が参加する国際研究チームが30日、発表した。
ベンヌからもアミノ酸 「生命起源は宇宙」説を補強 米国版はやぶさ
北海道大などの研究チームは30日、「米国版はやぶさ」が小惑星ベンヌから持ち帰ったサンプルを分析した結果、地球の生命が持つアミノ酸などが検出されたと発表した。これらは日本の「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰ったサンプルにも含まれており、生命の起源が小惑星からもたらされたとする説を補強する結果だという。
小惑星ベンヌに核酸塩基 生物の部品、日米チーム
【ワシントン共同】米国の探査機オシリス・レックスが持ち帰った小惑星ベンヌの試料から、地球生物のDNAやRNAの構成部品である「核酸塩基」全5種類や、タンパク質を構成するアミノ酸のうち14種類など約1万種類の物質が見つかった。日米などのチームが29日発表した。英科学誌ネイチャーアストロノミーに論文が掲載された。
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