ほう‐かい【抱懐】
[名](スル)ある考えを心にもつこと。また、その考え。「野心を—して近づく」
ほう‐かい【法海】
仏語。仏法の広大なことを、海にたとえていう語。のりのうみ。
ほう‐かい【法界】
1 「ほっかい(法界)」に同じ。 2 自分と何の縁故もない人。「—の男ぢゃと思へば済むと」〈浄・重井筒〉 3 父母の命日などに無料で奉仕したり施しをすること。「橋立の供養に人の群衆(ぐんじゅ)し...
ほうかい‐けいれつ【崩壊系列】
放射性崩壊を繰り返すことでつくられる、一連の放射性核種の系列。天然放射性核種の崩壊系列としてウラン系列、アクチニウム系列、トリウム系列があり、人工放射性核種としてネプツニウム系列がある。放射性崩...
ほうかいしゃく‐がく【法解釈学】
実定法の意味をその適用にかなうように論理的、体系的に解き明かす学問。解釈法学。
ほうかい‐じ【宝戒寺】
神奈川県鎌倉市にある天台宗の寺。山号は、金竜山。正しくは円頓宝戒寺。建武2年(1335)足利尊氏(あしかがたかうじ)が後醍醐天皇の命により北条一族の菩提を弔うために創建。重文の歓喜天立像・地蔵菩...
ほうかい‐じ【法界寺】
京都市伏見区にある真言宗醍醐派の別格本山。山号は、東光山。通称、日野薬師・乳(ちち)薬師。弘仁13年(822)日野家宗が別荘を寺としたもので、開山は最澄。永承6年(1051)に日野資業(すけなり...
ほうかい‐ずしき【崩壊図式】
放射性崩壊の推移を図式化したもの。放射性元素の原子核が崩壊する際に放出する放射線の種類とエネルギー、崩壊後に生成される核種およびその確率などを横線と矢印で表している。壊変図式。
ほうかい‐せいせいぶつ【崩壊生成物】
放射性崩壊によって生じる核種。その多くは放射性核種であるため、安定同位体になるまで、崩壊が繰り返される。
ほうかい‐せき【方解石】
炭酸カルシウムからなる鉱物。無色ないし白色でガラス光沢がある。種々の結晶形をしているが、塊状のことも多い。三方晶系。劈開(へきかい)は完全で、複屈折が著しい。特に無色透明のものを氷州石(ひょうし...