アセタール‐じゅし【アセタール樹脂】
《acetal》ホルムアルデヒドが高度に重合した樹脂。耐摩耗性にすぐれ、変形しにくく、耐熱温度が高いので、歯車・ねじ・ファスナーなどに使用。
アップ‐レギュレーション【up regulation】
神経伝達物質やホルモンなどへの応答能が増大すること。それらの物質や信号が減少することで、受容体の数が増加したり、感受性が過敏になったりして生じる。上方制御。上方調節。⇔ダウンレギュレーション。
アディポネクチン【adiponectin】
脂肪の燃焼や糖の取り込みを促進するホルモン様の物質。小型の脂肪細胞から多く分泌され、脂肪細胞が大きくなると分泌が低下するとされる。肥満や糖尿病との関連が注目されている。
アデノシルメチオニン【adenosylmethionine】
生物界に広く存在し、細胞機能の調節に重要な役割を果たす物質。哺乳類の場合、肝臓でATPとメチオニンから合成され、核酸・リン脂質・ホルモンなどの合成に利用される。S-アデノシルメチオニン。活性メチ...
アドレナリン【adrenaline】
副腎髄質から分泌されるホルモンの一。交感神経の作用が高まると分泌され、血糖量の上昇、心拍数の増加などを起こす。明治34年(1901)高峰譲吉が初めて結晶化した。強心剤や血圧上昇剤などに利用。エピ...
アナボリック‐ステロイド【anabolic steroid】
たんぱく質合成を促進するステロイドホルモンの総称。アンドロゲン(男性ホルモン)に作用が強く、筋肉増強剤となる。
アブシジン‐さん【アブシジン酸】
《abscisic acid》植物ホルモンの一。葉や果実の老化・離脱に関与するとともに、種子や芽の休眠を誘導する。ABA。アプサイジン酸。
アブシンベル‐しょうしんでん【アブシンベル小神殿】
《Small Temple of Abu Simbel》エジプト南部、アブシンベル神殿をなす神殿の一。女神ハトホルを祭り、王妃ネフェルタリに捧げられた。ネフェルタリ神殿。
アミノ‐じゅし【アミノ樹脂】
アミノ基をもつ化合物とホルムアルデヒドとの縮合反応によって得られる合成樹脂の総称。ユリア樹脂・メラミン樹脂など。
アミン【amine】
アンモニアNH3の水素原子を炭化水素基で置換した化合物の総称。置換の数により第1アミン・第2アミン・第3アミンと分類。生体内では、ホルモンや神経伝達物質として多く存在する。