ほんだふじしま‐こうか【本多藤嶋効果】
光触媒作用の一つ。白金の電極と酸化チタンの電極を電気抵抗で接続し、両電極を電解質溶液に浸して酸化チタン極に光を照射すると、水が電気分解されて酸素が発生し、白金電極から水素が発生する。1972年、...
ほんだ‐まげ【本多髷】
1 《本多忠勝の髪形から広まったという》江戸時代、明和・安永(1764〜1781)のころに流行した男子の髪形。中ぞりを大きく、髷を高くし、7分を前、3分を後ろにしてしばったもの。ほんだわげ。 2...
ほん‐だわら【馬尾藻/神馬藻】
ホンダワラ科の褐藻。浅海底の岩に繁茂する。よく分枝し、長い葉をもち、米俵形の気胞を多くつける。食用、肥料用、また乾燥させて正月の飾り物にする。太平洋岸および新潟以南に分布。類似種が多い。ほだわら...
ほん‐ち【本地】
1 この土地。当地。 2 もとの土地。本国。「帰陣已後、—にて呼べるかたありつれど、これを受けず中国に蟄居したりけるが」〈色道大鏡・一五〉
ほん‐ち【本知】
もとからの知行所。本領。〈日葡〉
ほん‐ち【奔馳】
[名](スル)走ること。奔走。「—し去る満村の馬車を目送するや」〈芥川・開化の殺人〉
ほん‐ちゃ【本茶】
《本場の茶の意》山城国栂尾(とがのお)で産した茶。室町初期以降は栂尾が荒廃したため、宇治茶をさすようになった。本の茶。⇔非茶。
ほん‐ちゃん【本ちゃん】
予行演習や試演・試行に対して、本番。 [補説]方言で、「一番」を「いっちゃん」という地域がある。「ちゃん」は、それに由来するか。
ほん‐ちゅう【本中】
前相撲で、連勝の星二つを取って進む地位。さらに連勝の星二つを取れば新序へ進む。
ほん‐ちゅう【本注】
平安時代、明経(みょうぎょう)家が用いた五経・論語・孝経の注釈。漢代・魏代の古注で、鎌倉時代に用いられた宋代の新注と区別していう。