くう‐もう【空濛】
[ト・タル][文][形動タリ]小雨や霧のために、ぼんやりと薄暗いさま。
くもり【曇(り)】
1 雲で空が覆われている状態。気象用語としては雲量が9以上、視程1キロ以上で、降水や雷のない状態の天気をいう。 2 透明なものや光をよく反射するものなどが、曇ってぼんやりすること。また、その状態...
けぶり【煙/烟】
《「けむり」の古形》 1 「けむり1」に同じ。「汽車はしきりに—を吐きつつある」〈漱石・虞美人草〉 2 「けむり2」に同じ。「霜いと白うおける朝、遣水より—の立つこそをかしけれ」〈徒然・一九〉 ...
けむ・る【煙る/烟る】
[動ラ五(四)]《「けぶる」の音変化》 1 煙が盛んに出たり、辺り一面に広がったりする。「たき火が—・る」 2 雨・霧・霞(かすみ)などで辺りがぼんやりする。「雨に—・る町」 3 新芽や若草が萌...
げん‐しゅつ【幻出】
[名](スル)まぼろしのように現れること。また、ぼんやりと出現させること。「こはわが…驚怖の—する所なるか」〈鴎外訳・即興詩人〉
こ【糊】
[人名用漢字] [音]コ(漢) [訓]のり 1 のり。「糊着」 2 かゆを食べる。生活する。「糊口」 3 うわべをなする。ごまかす。ぼんやりする。「糊塗/含糊・模糊」
こう【恍】
[ト・タル][文][形動タリ]うっとりとするさま。また、ぼんやりするさま。「—として夢中夢に入るの感あるのみ」〈福沢・福翁百話〉
こう【慌】
[常用漢字] [音]コウ(クヮウ)(呉)(漢) [訓]あわてる あわただしい 1 あわてる。あわただしい。「慌忙」 2 ぼんやりする。「慌惚(こうこつ)」 3 おそれる。「恐慌」
こう‐こつ【恍惚】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 物事に心を奪われてうっとりするさま。「—として聴き入る」「—の境地」 2 意識がはっきりしないさま。「将軍はすでに疲れ切っていた…精神も次第に—となるほどだっ...
こころ‐もとな・い【心許無い】
[形][文]こころもとな・し[ク] 1 頼りなく不安で、心が落ち着かないさま。気がかりだ。「子供たちだけでは—・い」「古い木橋で—・い」 2 待ち遠しくていらいらするさま。じれったい。「宵過ぐる...