ポアソン‐の‐ほうそく【ポアソンの法則】
熱力学の法則の一。理想気体を断熱変化させたとき、圧力Pと体積Vの間に、PVγが一定という関係式が成り立つ。γは比熱比。
ポアソン‐ひ【ポアソン比】
弾性体を引き伸ばしたとき、あるいは押し縮めたとき、その力の方向の伸び、あるいは縮みと、垂直方向の縮み、あるいは伸びとの比。1826年にフランスの物理学者ポアソンが導入。ポアッソン比。
ポアソン‐ぶんぷ【ポアソン分布】
確率分布の一。xを負でない整数、eを自然対数の底として、λxex/x!で表される分布を、平均値λのポアソン分布といい、その標準偏差もλになる。一定期間における事故の発生や放射性物質の崩壊など、ま...
ポアソン‐ほうていしき【ポアソン方程式】
ポアソンが導出した二階の偏微分方程式。電荷分布や質量分布が与えられたとき、電位や重力などのポテンシャル関数が満たす方程式として表される。
ポアチエ【Poitiers】
フランス南西部、ヌーベル‐アキテーヌ地方、ビエンヌ県の都市。同県の県都で、クラン川沿いに位置する。古くからポアツー地方の行政、文化、商業の中心として発展。8世紀にフランク王国がイスラム勢力を破っ...
ポアツー‐シャラント【Poitou-Charentes】
フランス、ヌーベル‐アキテーヌ地方北西部、ビスケー湾に臨む地域。漁業のほか、シャラント県はコニャックの製造で有名。ポアチエなど古い歴史を持つ都市も多い。
ポアティエ【Poitiers】
⇒ポアチエ
ポアナ
《(ラテン)Poa annuaから》スズメノカタビラのこと。欧米ではゴルフコースの芝生に用いられる。ポアナ芝。
ポアロ【Hercule Poirot】
アガサ=クリスティの一連の推理小説の主人公である私立探偵の名。ベルギーで警察官として活躍の後、第一次大戦に際して英国に亡命。優れた推理により事件を解決に導く。ポワロ。エルキュール=ポアロ。
ポアンカレ‐よそう【ポアンカレ予想】
フランスの数学者ポアンカレが提起した予測で、「単連結な三次元閉多様体は三次元球面S3に同相である」というもの。ミレニアム問題の一。1904年に発表されて以来未解決であったが、2003年にロシアの...