きしま・す【軋ます】
[動サ五(四)]「軋ませる」に同じ。「座っているいすを—・す」
[動サ下二]「きしませる」の文語形。
きしま・せる【軋ませる】
[動サ下一][文]きしま・す[サ下二] 1 きしむような音を出させる。「車体を—・せる」「ベッドを—・せる」 2 気をもませる。じらす。「—・せずと話しや」〈浄・栬狩剣本地〉
きゃく【却】
[常用漢字] [音]キャク(漢) [訓]しりぞく しりぞける かえって 1 その場から後ろに引き下がる。しりぞく。「退却」 2 差し出したものを引っこませる。しりぞける。「却下/棄却」 3 除き...
きょう‐か【教化】
[名](スル)人を教え導き、また、道徳的、思想的な影響を与えて望ましい方向に進ませること。「人民を—する」「—活動」
きょく【跼】
[音]キョク(漢) しゃがむ。かがむ。身体をちぢこませる。「跼蹐(きょくせき)・跼天蹐地(きょくてんせきち)」
くく・める【銜める/含める】
[動マ下一][文]くく・む[マ下二] 1 事情を言い聞かせて納得させる。いいふくめる。「博士は噛んで—・めるように言うのだったが」〈秋声・縮図〉 2 口にふくませる。「胸をあけて、乳など—・め給...
くち‐うつし【口移し】
1 飲食物などを自分の口に含んでから、相手の口に直接移し入れること。「—に薬を飲ませる」 2 口頭で言い伝えること。口伝え。口授(くじゅ)。「—に教えられる」
くち‐ならし【口慣らし/口馴らし】
[名](スル) 1 すらすらと言えるようになるまで、繰り返し練習すること。「何回も読み上げて—をする」 2 飲食物の味を舌になじませること。「—におかゆを食べる」
くつ‐わ【轡/銜/鑣】
1 《口輪の意》手綱(たづな)をつけるため、馬の口にかませる金具。くつばみ。くくみ。「—をとる」 2 手綱。 3 紋所の名。円形の中に十字を置く。轡の鏡の部分の形をかたどったもの。 4 遊女屋。...
くぼ・める【凹める/窪める】
[動マ下一][文]くぼ・む[マ下二]周囲よりも低く落ち込ませる。へこます。「その石とうのうしろを—・めて御自筆の願書をおこめになりました」〈谷崎・盲目物語〉