それ‐なり【其れなり】
1 その状態のままで変わらないこと。そのまま。それきり。副詞的にも用いる。「交渉は—で進展がない」「交信は—とだえている」 2 いちおうそれはそれとして認められること。それ相応。「話し合えば—の...
そつ‐い【率意/卒意】
心のままであること。特に、書画で、人に見せるなどの意図をもたず心のままに作り上げること。「—の書」
だい‐じざい【大自在】
1 仏語。思いのままに自利他利の行を行えること。また、その人。 2 少しの束縛も障害も受けないで、思いのままであること。自由奔放であること。「大胆は道義を蹂躪(じゅうりん)して—に跳梁(ちょ...
たち‐み【立(ち)見】
1 立ったままで見物すること。 2 劇場で、一幕ごとの料金を払い、立ったままで見ること。また、その場所。幕見。一幕見。「—席」
たち‐おうじょう【立(ち)往生】
[名](スル) 1 立ったままの姿勢で死ぬこと。立ち死に。「弁慶の—」 2 その場に止まったり途中で行き詰まったりしたまま、処置のしようもなく、動きのとれないこと。「吹雪で汽車が—する」「壇上で...
とうせき‐へんけい【等積変形】
図形の面積を一定にしたまま、形を変えること。三角形で底辺の長さと高さを同じにしたまま、頂点を底辺に対して平行移動させたり、正方形を対角線で二分し、短辺どうしを接して二等辺三角形にしたりすることを指す。
ただ【徒/只】
《「直(ただ)」と同語源》 [名] 1 取り立てて値打ちや意味がないこと。普通。「—の人」「—のからだではない」 2 何事もなく、そのままであること。無事。「見つかったら—では済まない」 3 ...
だしっ‐ぱなし【出しっ放し】
出してそのままにしておくこと。物を出したままであとの始末をしないこと。「水を—にする」「干し物を—にする」
でっ‐ぱなし【出っ放し】
出たままで止まらないこと。出たままでいること。「水が—になっている」
猶(なお)あら◦じ
このままでは終わらすまい。このままでは済まされない。「うち嘆きて—◦じに弘徽殿の細殿に立ち寄り給へれば」〈源・花宴〉