ねこ‐はぎ【猫萩】
マメ科の多年草。草地に生える。全体に毛が多く、茎は地をはい、葉は楕円形の3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、葉の付け根に、白い小さい蝶形(ちょうけい)の花を数個ずつつける。
ぬめ・る【滑る】
[動ラ五(四)] 1 ぬるぬるしてすべる。なめらかですべる。「ウナギが—・る」 2 浮かれ歩く。遊び歩く。「夢の浮世を—・ろやれ」〈仮・恨の介・上〉 3 なまめく。粋なふうをする。めかす。「歌草...
とし‐し【菟糸子】
ヒルガオ科のマメダオシまたはネナシカズラの種子。漢方で強精・強壮薬に用いる。
なた‐まめ【鉈豆/刀豆】
1 マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は長楕円形の3枚の小葉からなる複葉。夏、淡紅紫色か白色の花を穂状につけ、やや垂れる。豆果は長さ約30センチに達し、弓形に曲がる。熱帯アジアの原産で、江戸時...
なたまめ‐ギセル【鉈豆ギセル】
ナタマメのさやに似た形のキセル。平たく延べ打ちにした短いもの。
とに‐かくに
[副] 1 何やかや。あれこれ。「—つけて、ものまめやかに後ろ見」〈源・帚木〉 2 それはさておき。いずれにせよ。「—君とわが仲よも尽きじ」〈仮・露殿・上〉
どぶいた‐せんきょ【溝板選挙】
《どぶ板のあるような細い路地を一軒ずつ訪ねて回ることから》選挙区内をこまめに回り、有権者の一人一人に訴えかける選挙運動。
どじょう‐いんげん【泥鰌隠元】
インゲンマメの一品種。蔓性(つるせい)で、若いさやを食用にする。
なつ‐ふじ【夏藤】
マメ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山林に生え、葉は羽状複葉。夏、白い蝶形の花をつける。土用藤。《季 夏》
とし‐の‐まめ【年の豆】
節分の夜にまく豆。としまめ。《季 冬》「あたたかく炒(い)られて嬉し—/虚子」