こう‐じ【柑子】
《「かんじ」の音変化》 1 ミカン科の小高木。果実は濃い黄色で、酸味が強い。日本で古くから栽培され、現在は山陰地方から北陸地方にみられる。こうじみかん。《季 実=秋 花=夏》「仏壇の—を落す鼠か...
こかわ【粉河】
和歌山県北部、紀ノ川中流域にある地名。粉河寺の門前町。紀州みかんの産地。
こ‐くさぎ【小臭木】
ミカン科の落葉低木。山野に自生。葉はにおいがし、倒卵形でつやがある。雌雄異株。春、黄緑色の雄花・雌花が咲き、実は熟すと裂けて種子をはじき出す。
こ‐みかんそう【小蜜柑草】
コミカンソウ科の一年草。暖地の畑地に生え、高さ10〜30センチ。葉は小さく、2列に互生して並ぶ。夏から秋、赤褐色の小さな雄花と雌花とをつけ、赤褐色で扁球形の実を結ぶ。きつねのちゃぶくろ。
ご‐しゅゆ【呉茱萸】
ミカン科の落葉小高木。葉は7枚または9枚の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株。初夏、緑白色の小花が集まって咲く。赤い実は漢方薬として頭痛・嘔吐(おうと)に用いられる。中国の原産で、日本には享保年間(...
ごしょうら‐じま【御所浦島】
《「ごしょのうらじま」とも》熊本県天草諸島中の島。天草市に属する。面積12.4平方キロメートル、周囲25.7キロメートル。白亜紀の地層から大型の恐竜の化石が発見されたことで知られる。タイ・トラフ...
ごしょ‐かん【御所羹】
薄く輪切りにしたミカンを寒天に入れて作ったようかん。
さかり【盛り】
1 物事の勢いが頂点に達していること。また、その時期。「暑さが—を過ぎる」「食べたい—の子供達」「みかんの—」 2 人の一生のうちで心身ともに最も充実した状態・時期。「人生の—を越す」 3 動物...
さだみさき‐はんとう【佐田岬半島】
愛媛県西部に細長く突き出た半島。中央構造線に沿って西南西に約40キロメートル、最大幅6.4キロメートル、最小幅0.8キロメートルの半島。瀬戸内海の伊予灘(なだ)と宇和海を分けている。ミカン栽培と...
さん【産】
1 (多く「お産」の形で)子供を産むこと。出産。分娩(ぶんべん)。「お—が軽い」「家内が—の気が付いたようだと」〈二葉亭・出産〉 2 その土地の生まれであること。「彼は大阪の—だ」 3 その土地...