カラクムル【Calakmul】
メキシコ東部、カンペチェ州にあるマヤ文明の遺跡。ユカタン半島中央部、州都カンペチェの南東約200キロメートルに位置する。7世紀から8世紀頃、先古典期から古典期にかけて栄えた、ヘビの紋章で表される...
カラクムル‐せいぶつけんほごく【カラクムル生物圏保護区】
《Reserva de la biosfera de Calakmul》メキシコ東部、カンペチェ州南東部にある自然保護区。ユカタン半島中央部に位置し、グアテマラとの国境に接する。中央アメリカ最大...
から‐すみ【鱲子】
ボラの卵巣を塩漬けにし、塩抜きして圧搾・乾燥した食品。形が唐墨(からすみ)に似る。サワラ・タラからも作る。《季 秋》「—に盞(さかづき)なむる酒量かな/圭岳」
からめ‐て【搦め手】
《「からめで」とも》 1 城やとりでの裏門。陣地などの後ろ側。⇔大手。 2 相手の弱点。相手が注意を払っていないところ。「—から批判する」「—の妻の冬子を攻落して」〈二葉亭・其面影〉 3 城の裏...
カラート‐ラハバ【Qal'at al-Rahba】
シリア北東部の都市デリゾールの近郊にある城塞跡。13世紀にマムルーク朝により建造。モンゴル軍などの攻撃を受けて大きな被害を受けた。現在は城壁や塔の一部が残っている。ラハバ城。
カリエール‐ひろば【カリエール広場】
《Place de la Carrière》フランス北東部、グラン‐エスト地方、ムルト‐エ‐モーゼル県の都市ナンシーの中心部にある広場。18世紀中頃、ルイ15世の義父スタニスワフ=レシチニスキー...
かり‐しっこう【仮執行】
民事訴訟で、勝訴者のこうむる不利益を避けるため、判決の確定前に、仮に強制執行をすること。「仮差し押さえ」「仮処分」が本執行の保全を目的とするのに対し、「仮執行」は確定判決と同等の執行力をもつ。→...
かりしっこう‐の‐せんげん【仮執行の宣言】
敗訴者の上訴提起によって勝訴者のこうむる不利益を避けるため、判決の確定前に執行力を付与する裁判。
カルタヘナ【Cartagena】
スペイン南東部、ムルシア州の港湾都市。地中海に面し、天然の良港をもつ。前225年、カルタゴの植民地として建設。スペイン内戦時に共和国軍の海軍基地が置かれ、現在もビーゴに次ぐ軍港として知られる。...
かん【奸/姦/姧】
よこしまで悪賢いこと。また、その人。「—を禁じ乱を遏(とど)むるの用多くして」〈中村訳・西国立志編〉