じゅん‐じゅく【純熟/淳熟】
[名](スル) 1 よくなれること。「気候の変換に—せる家畜」〈雪嶺・真善美日本人〉 2 なれ親しむこと。和やかになること。「女どもおのづから—して無用の争ひをくやみ」〈浮・桜陰比事・一〉 3 ...
さわ‐やか【爽やか】
[形動][文][ナリ]《歴史的仮名遣いは「さわやか」とも》 1 気分が晴れ晴れとして快いさま。さっぱりとして気持ちがよいさま。「朝の—な空気」「—な人柄」《季 秋》「—に日のさしそむる山路かな/...
シタデル【citadel】
城塞。要塞。砦。
《Citadel of Cairo》エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にある城塞。12世紀にアイユーブ朝を建てたサラディン(サラーフ=アッディーン)が十字軍防衛の拠...
じつ‐がい【実害】
実際上の被害。実質的な損害。「—をこうむる」
しかま【飾磨】
兵庫県姫路市南部の地名。古くから瀬戸内海の要港。褐(かち)染めの産地。[歌枕]「播磨なる—に染むるあながちに人を恋しと思ふころかな」〈詞花・恋上〉
しがら・む【柵む/笧む】
[動マ四] 1 絡みつく。まとわりつく。また、絡みつける。「親方の情(なさけ)に—・まれて」〈透谷・「歌念仏」を読みて〉 2 しがらみ1をつくる。「涙川流るるあとはそれながら—・みとむる面影ぞな...
しか‐しか【確確】
[副](多く下に打消しの語を伴う)物事が確実に行われるさま。たしかに。しっかり。「終に—とねむることなければ」〈中華若木詩抄・上〉 「返事も—し給はず」〈仮・竹斎・下〉
じぶ‐しょう【治部省】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。姓氏のこと、五位以上の官人の継嗣・婚姻、祥瑞(しょうずい)・喪葬・国忌のこと、外国使臣の接待などをつかさどる。管轄下に雅楽寮・玄蕃寮(げんばりょう)・...
さん‐こ【三戸】
1 非常に少ない戸数。小国のたとえ。「楚は—の小国なれども」〈太平記・三七〉 2 感覚をつかさどる三つの戸口、すなわち目・耳・口のこと。「—ヲヒソムル」〈日葡〉
じぶ‐きょう【治部卿】
治部省の長官。おさむるつかさのかみ。