ふ‐せいしゅつ【不世出】
めったに世に現れないほどすぐれていること。「—の天才」
また‐と【又と】
[副](あとに打消しの語を伴って) 1 同じような事態はもう起こらないだろうという気持ちを表す語。二度とふたたび。「彼らとは—会うことはないだろう」 2 同じような事物は、ほかにはないだろうとい...
稀(まれ)に見(み)る
めったに見られない。数少なくめずらしい。「政界では—清廉潔白の人」
まん‐いち【万一】
[名]万の中に一つ。めったにないが、ごくまれにあること。まんがいち。「—に備える」
[副]めったにないことが起こるのを予測するさま。もしも。まんがいち。「—火事になったら、これを持って逃げろ」
む‐とくしん【無得心】
[名・形動ナリ]《「むどくしん」とも》 1 得心しないこと。納得できないこと。また、そのさま。不得心。「異見言うても嘆いても、聞き入れ給はぬ—」〈浄・矢口渡〉 2 道理や人情にそむくこと。また、...
めずら‐か【珍か】
[形動ナリ]普通と違っているさま。めったにないさま。めずらしいさま。「いそぎまゐらせて御覧ずるに、—なる、児(ちご)の御かたちなり」〈源・桐壺〉
めずらし・い【珍しい】
[形][文]めづら・し[シク]《動詞「愛(め)ず」から派生した語》 1 見聞きすることがまれである。普通とは違っていて目新しい。めったになくて貴重である。「—・い鳥を飼う」「—・く早起きする」「...
めった【滅多】
[形動][文][ナリ]《「めた」と同語源。「滅多」は当て字》 1 思慮の浅いさま。軽率であるさま。「—なことを言って怒らせてはまずい」 2 ごく当たり前であるさま。並大抵。「—なことでは驚かない...
もうき‐の‐ふぼく【盲亀の浮木】
《大海中に住み百年に一度水面に出てくる目の見えない亀が、ようやく浮木に遇(あ)いその穴に入るという「涅槃経」などにある話から》めったに会えないこと。また、仏法に出会うことが困難であることのたとえ。
もんがい‐ふしゅつ【門外不出】
貴重な芸術品などで、めったに他人に見せたり貸したりせず秘蔵すること。また、その物。「—の古文書」