稀(まれ)に見(み)る
めったに見られない。数少なくめずらしい。「政界では—清廉潔白の人」
ようかし
[副](反語的に用いて)どうしてどうして。どうしてなかなか。「—治らうぞい。めったに治るこっちゃねえ」〈滑・浮世風呂・二〉 [補説]「ようか」は「やわか」の音変化という。
やまい‐よわ・い【病弱い】
[形][文]やまひよわ・し[ク]病気に抵抗する力が弱い。「めったに寝つくほどの病気をしたことがないだけに、…馬鹿々々しいほどまた—・く」〈里見弴・安城家の兄弟〉
む‐とくしん【無得心】
[名・形動ナリ]《「むどくしん」とも》 1 得心しないこと。納得できないこと。また、そのさま。不得心。「異見言うても嘆いても、聞き入れ給はぬ—」〈浄・矢口渡〉 2 道理や人情にそむくこと。また、...
また‐と【又と】
[副](あとに打消しの語を伴って) 1 同じような事態はもう起こらないだろうという気持ちを表す語。二度とふたたび。「彼らとは—会うことはないだろう」 2 同じような事物は、ほかにはないだろうとい...
つきみず‐づき【月不見月】
《五月雨(さみだれ)のために月がめったに見られないところから》陰暦5月の異称。《季 夏》
トゥーン‐こ【トゥーン湖】
《Thunersee》スイス中部、ベルン州にある湖。標高558メートル。インターラーケンを流れるアーレ川でブリエンツ湖とつながる。最大水深は200メートル以上あり、めったに凍結しない。アイガー、...
はこいり‐むすめ【箱入り娘】
めったに外へも出さないようにして、家庭の中で大事に育てられた娘。
なみだ‐づよ・い【涙強い】
[形][文]なみだづよ・し[ク]めったに涙を見せない。〈日葡〉
ばん‐いち【万一】
[副] 1 もしも。ひょっとして。まんいち。「—に危(あやぶ)む心から、暫く差控(さしひかえ)ていた」〈二葉亭・浮雲〉 「—おめえがつまらねえこといひ出しては」〈滑・大山道中・初〉 2 わざわ...