い‐すう【異数】
[名・形動] 1 《「数」は等級の意》普通とは違った待遇。特別の恩恵。 2 他に例のないこと。めったにないこと。また、そのさま。異例。「地主と半々に分けるところは—なくらいだ」〈藤村・千曲川のス...
き【稀】
[人名用漢字] [音]キ(漢) ケ(呉) [訓]まれ 〈キ〉 1 めったにない。「稀覯(きこう)・稀少・稀代/古稀」 2 濃度が薄い。まばら。「稀薄」 〈ケ〉の1に同じ。「稀有(けう)」 ...
き【希】
[音]キ(漢) ケ(呉) [訓]まれ ねがう こいねがう [学習漢字]4年 〈キ〉 1 めったにない。「希少・希代(きだい)/古希」 2 ねがう。「希求・希望」 3 (「稀(き)」の代用字)濃...
き‐こう【希覯/稀覯】
めったに見られないこと。非常に珍しいこと。「—の古書」
きん‐の‐たまご【金の卵】
めったに手に入らない貴重な人材。 [補説]求人難のときの中卒・高卒の就職希望者をいった、昭和39年(1964)の流行語から。
きり‐さいな・む【切り苛む/斬り苛む】
[動マ五(四)]むごたらしくずたずたに切る。めった切りにして苦しめる。「身を—・まれる思い」
肝(きも)が据(す)わ・る
落ち着いていてめったなことには驚かない。度胸がある。胆(たん)が据わる。「—・った人物」 [補説]「肝が座る」と書くのは誤り。
き‐たい【希代/稀代】
[名・形動]《「きだい」とも》 1 世にもまれなこと。めったに見られないこと。また、そのさま。「—の名馬」 2 不思議であること。非常に変わっていること。また、そのさま。「浪花節で咄喊(とっかん...
ちん【珍】
[常用漢字] [音]チン(呉)(漢) [訓]めずらしい うず 1 めったにない。めずらしい。「珍客・珍事・珍重・珍品・珍味/袖珍(しゅうちん)・八珍」 2 普通とは変わっている。「珍奇・珍説・珍...
ちん‐み【珍味】
1 珍しい味。めったには味わえない、変わったうまい食物。「山海の—」「—佳肴(かこう)」 2 酒の肴にするような食物のこと。水産物を原料とした加工品など。「居酒屋の特製—」