鶏(とり)の空音(そらね)
鶏の鳴きまね。中国、戦国時代、斉(せい)の孟嘗君(もうしょうくん)が秦から脱出するとき、夜中に函谷関に着き、従者が鶏の鳴き声をまねて門を開かせて、無事に関を越え追っ手から逃れたという故事による。
とよさか‐じんじゃ【豊栄神社】
山口市上宇野礼にある神社。祭神は毛利元就(もうりもとなり)。慶長5年(1600)毛利輝元が創建。仰徳大明神。
と‐は
[連語]《格助詞「と」+係助詞「は」》 1 「と」の働きを強めた表現。「予想—違う結果が出た」 2 定義・命題などの主題であることを示す。…というものは。「友情—、かけがえのないものだ」 3 文...
とび‐けら【飛螻蛄/石蚕】
トビケラ目の昆虫の総称。水辺にすみ、翅(はね)に細かい毛が密生し、多くは後ろ翅が幅広で、屋根形に畳み、ガに似る。完全変態。幼虫は水生で、いさごむし・ごみかつぎなどとよばれ、水草や小石で筒状の巣を...
とび‐つ・く【飛(び)付く/跳(び)付く】
[動カ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせてとりつく。飛びかかる。「子供が母親に—・く」「柳に—・く蛙」 2 興味をもったものなどに、軽率に手を出す。「もうけ話に—・く」「流行に—・く」
な・れる【慣れる/馴れる】
[動ラ下一][文]な・る[ラ下二] 1 その状態に長く置かれたり、たびたびそれを経験したりして、違和感がなくなる。通常のこととして受け入れられるようになる。「その土地の気候に—・れる」「移動する...
なんしょう【南詔】
中国唐代に、雲南省の大理を中心にチベット‐ビルマ族が建てた王国。7世紀中ごろ、蒙舎詔(もうしゃしょう)が諸部族を統一して建国。8世紀末に最盛期を迎えたが、902年に内乱で滅亡。
ねま・る
[動ラ四] 1 とじこもる。また、黙座する。「—・りて物を思案することが大人の志のやうなぞ」〈史記抄・周本紀〉 2 すわる。また、ひれ伏す。「これ軍右衛門が—・り申して手をつかへる」〈浄・宵庚申...
にんしん‐けんさやく【妊娠検査薬】
妊娠の有無を簡易的に判定する検査薬。尿中に含まれるヒト絨毛(じゅうもう)性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンを検出し、陽性の変色反応を示す。 [補説]検査薬のみでは偽陰性・偽陽性の可能性があ...
にまい‐がんな【二枚鉋】
普通の刃の裏面にもう1枚の刃を合わせて、軟木や逆目でも削れるようにした鉋。