いか◦ん
[連語]《動詞「い(行)く」の未然形に打消しの助動詞「ぬ」の付いた「いかぬ」の音変化》 1 ある動作が不可能であることを表す。できない。いかない。いかぬ。「無理に行くなと言うわけにも—◦ん」 2...
いく‐ぶん【幾分】
[名]いくつかに分けたうちの一部分。いくらか。「もうけの—かを分けてやる」
[副]程度が小さいさま。いくらか。少し。「—気がひける」「—できが悪い」
いく‐メン【育メン】
《「いけめん」のもじり。多く「イクメン」と書く》育児休暇を取得したり、父親同士の会合に参加するなどして、子育てを積極的に楽しもうとする男性。→イクボス
いくら‐も【幾らも】
[副] 1 相当多い程度。たくさん。「そんな話なら—ある」 2 (打消しの語を伴って)それほど多くない程度。ほとんど。「在庫はもう—ない」
いけい‐しつ【異形質】
生物の細胞で、原形質の一部が変化して特別な機能や形態をもつようになったもの。鞭毛(べんもう)・繊毛や神経原線維など。
いけ◦ない
[連語]《動詞「い(行)ける」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 「悪い」の遠回しな言い方。 ㋐人のしたことなどに対して非難するさま。感心できない。よくない。「いたずらばかりして、—◦ない子...
いざよい【十六夜/猶予】
《動詞「いざよう」の連用形から。上代は「いさよい」》 1 (十六夜) ㋐十六夜の月のこと。《季 秋》「—もまだ更科の郡(こほり)かな/芭蕉」 ㋑陰暦16日。また、その夜。 2 (猶予)進もうとし...
いざよ・う【猶予う】
[動ワ五(ハ四)]《上代は「いさよう」》 1 進もうとしてもなかなか進めない。躊躇(ちゅうちょ)する。ためらう。「傾きかかった月の光が、—・いながら、残っている」〈芥川・偸盗〉 2 進まないでと...
いしき‐しょうがい【意識障害】
意識の明晰(めいせき)さ・充実度・活発さ・秩序などが損なわれた状態。その程度によって、傾眠・昏蒙(こんもう)・嗜眠(しみん)・昏睡などの状態に分けられる。
いしもち‐そう【石持草】
モウセンゴケ科の多年生の食虫植物。関東以西の湿地に生え、高さ10〜25センチ。葉は三日月形で、腺毛(せんもう)が密生、粘液を分泌して虫を捕らえる。初夏、白い5弁花を開く。