かち【褐】
1 濃い藍色(あいいろ)。かちいろ。かつ。かちん。 2 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに萌葱(もえぎ)色。 3 ウサギの毛で織った織物。兎褐(とかち)。「錦の袋に入れたる一つと、—の袋に入れた...
かねん‐ごみ【可燃塵】
清掃工場の焼却炉で燃やすことができるごみ。焼却灰は埋め立てるほか、溶融スラグに加工・再利用される。もえるごみ。
かやりび‐の【蚊遣り火の】
[枕]蚊やり火は下にこもって燃え、また、くゆる意から、「下」「底」「くゆ」などに掛かる。「—下にのみこそもえわたりけれ」〈新勅撰・恋二〉 「—悔ゆる心もつきぬべく」〈拾遺・雑下〉
き【匹/疋】
[接尾]《「ぎ」とも》助数詞。 1 馬などを数えるのに用いる。「ゆきやらで雪の尾花と見つるかなひと—ふた—の駒にまかせて」〈夫木・一八〉 2 反物の布帛(ふはく)を数えるのに用いる。「幾—ともえ...
くさ‐いろ【草色】
青みがかった緑色。もえぎ色。草葉色。
クミッラ【Comilla】
バングラデシュ東部の都市。首都ダッカの東約110キロメートルに位置し、インドとの国境に近い。郊外に、7世紀から13世紀に栄えた仏教王朝のモエナモティ遺跡がある。
くり‐たけ【栗茸】
モエギタケ科のキノコ。秋、クリ・ナラなどの枯れ木に群生。高さ5〜10センチ、傘は褐色。食用。きじたけ。あかんぼう。《季 秋》
けいざい‐じん【経済人】
《(ラテン)homo œconomicus》もっぱら経済的合理性のみに基づいて行動する個人主義的な人間像。古典学派によって想定され、以後近代経済学でも通常、このような人間像を仮定して理論を展開す...
けぶり【煙/烟】
《「けむり」の古形》 1 「けむり1」に同じ。「汽車はしきりに—を吐きつつある」〈漱石・虞美人草〉 2 「けむり2」に同じ。「霜いと白うおける朝、遣水より—の立つこそをかしけれ」〈徒然・一九〉 ...
こうぜい‐がみ【行成紙】
藤原行成筆の歌書の料紙に似せてつくった紙。薄い鳥の子紙を薄黄色・萌葱(もえぎ)などに染め、雲母(うんも)で細紋を型置きしたもの。江戸時代に流行し、詩歌の料紙、本の表紙などに使われた。