サブマリン‐げんしょう【サブマリン現象】
自動車や飛行機などが前方から強い衝撃を受けたとき、乗員がシート座面から滑り落ち、足元の空間にもぐり込む現象。シートベルトの未装着や不適切な着座姿勢などによって生じる。
ジェーディーエス‐ち【JDS値】
糖尿病の診断に用いられるヘモグロビンA1c(HbA1c)の日本独自の表記方法。「JDS」は日本糖尿病学会の英語略称。平成24年(2012)から国際標準のNGSP値が用いられている。
サラセミア【thalassemia】
ヘモグロビンを構成するペプチドの合成が先天的にうまく行われないため貧血になる病気。ヨーロッパ、地中海沿岸地方に多いので地中海貧血ともいう。
させ‐もぐさ【差艾/指焼草】
「さしもぐさ」の音変化。「思ひだにかからぬ山の—誰(たれ)かいぶきのさとは告げしぞ」〈枕・三一八〉
しきそ‐たんぱくしつ【色素蛋白質】
色素とたんぱく質とからなる複合たんぱく質。ヘモグロビン・チトクロムなど。
けら【螻蛄】
直翅(ちょくし)目ケラ科の昆虫。体長約3センチ。頭部と前胸は頑丈で、前足はモグラに似てくまで状。地中に穴を掘ってすみ、昆虫などを捕食するほか植物の根なども食う。後ろ翅(ばね)が長く、夜飛んで灯火...
こうのうど‐にゅうぼう【高濃度乳房】
乳房を構成する乳腺組織が高濃度、不均一に分布する状態。マンモグラフィーによる乳がん検診において、乳腺組織は脂肪にくらべてX線を透過しにくく、乳がんなどのしこりが正常な乳腺組織に隠される恐れがある...
けん‐ぺき【痃癖/肩癖】
《「けんべき」とも》 1 首から肩にかけて筋肉がひきつって痛むこと。肩凝り。けんびき。 2 《肩凝りを治すところから》按摩(あんま)の術。けんびき。「親子ぢゃとて遠慮はない。艾(もぐさ)も—も大...
こうべ‐もぐら【神戸土竜】
モグラの一種。大形で、本州の中部以西、四国・九州などに分布。
させ‐も
「させもぐさ」の略。「契り置きし—が露を命にて哀れ今年の秋も往(い)ぬめり」〈千載・雑上〉