かたじけな・い【忝い/辱い】
[形][文]かたじけな・し[ク] 1 もったいない。恐れ多い。「—・いお言葉」 2 身に受けた恩恵などに対して、感謝の念でいっぱいであるさま。身にすぎて、ありがたい。「ご好意のほどまことに—・く...
かたじけのう◦する【忝うする】
[連語]《「かたじけなくする」の音変化》もったいないことに…していただく。「ご交誼(こうぎ)を—◦する」
金(かね)を寝(ね)か・す
金銭を活用せず、ためておく。「ただ—・しておくのはもったいない」
冥加(みょうが)無(な)・し
1 神仏の冥加を受けられない。神仏に見放されている。「兄に向かって弓引かん事、—・きにあらずや」〈古活字本保元・中〉 2 《「冥加なり」を強めた言い方として》冥加に余るさま。かたじけない。もった...
冥加(みょうが)に余(あま)・る
冥加が身に過ぎてありがたい。分に過ぎてもったいない。冥加に尽きる。「—・るもてなし」
もたい‐な・し【勿体無し】
[形ク]「もったいない」に同じ。「大事のものは大事に、—・きものは—・くし給ふ」〈破邪顕正返答〉