もの‐かは
[連語]《形式名詞「もの」+連語「かは」》活用語の連体形、一部の助詞に付く。 1 (多く「…もものかは」「…はものかは」の形で)ものともしない。物の数ではない。なんでもない。そっちのけにする。「...
やせ‐うで【痩せ腕】
1 やせて細い腕。 2 生活力などが乏しい腕前。細腕。「細君の—で斯の家族が養いきれるものではない」〈藤村・破戒〉
柳(やなぎ)の下(した)に何時(いつ)も泥鰌(どじょう)は居(い)ない
一度柳の下で泥鰌を捕らえたからといって、それがいつもそこにいるわけではない。一度偶然に幸運を得られても、再度同じ方法で幸運が得られるものではない。
矢張(やは)り野(の)に置(お)け蓮華草(れんげそう)
《播磨(はりま)の俳人瓢水(ひょうすい)の句「手に取るなやはり野におけ蓮華草」から》野原で咲いているからこそレンゲソウは美しいのであって、摘んで観賞するものではない。そのものにふさわしい環境に置...
ゆうぎ‐てき【遊戯的】
[形動]物事を遊び半分に行うさま。「こう云う実験は—に出来るものではない」〈芥川・侏儒の言葉〉
ライン
《原題、(ドイツ)Rheinische》シューマンの交響曲第3番。変ホ長調。全5楽章。1850年作曲。同副題はシューマン自身が付けたものではないが、ライン川沿いのケルン、コブレンツ、ボンなどの心...
ろくぞう‐ろっぷ【六臓六腑】
東洋医学で、五臓六腑に心包を加えたもの。心包は心臓を包む膜で、心臓を保護し動かす働きをもつとされるが、実際に臓器として存在するものではない。 [補説]六臓は肝・心・脾(ひ)・肺・腎(じん)・心包...