つ‐ごう【都合】
[名](スル) 1 何かをするときにほかの物事に影響を及ぼす事情。わけ。「一身上の—により退職いたします」 2 ぐあいがよいか悪いかということ。「今日はちょっと—が悪い」 3 やりくりをすること...
て‐まわし【手回し】
1 手で回すこと。また、そのもの。「—の轆轤(ろくろ)」 2 事前に手くばりすること。手配。用意。「幹事の—がいい」 3 都合のよいこと。便利。「紙花下されなば宿へ断り申して、一匁引いて取りかへ...
とう‐さん【倒産】
[名](スル) 1 企業が経営資金のやりくりがつかなくなってつぶれること。企業が不渡手形などを出して銀行から取引停止を受け、営業困難に陥ること。「不況で—する」 2 赤ん坊が逆子(さかご)で生ま...
虎(とら)の子(こ)渡(わた)し
《虎が子を3匹生むと、その中には必ず彪(ひょう)が1匹いて他の2匹を食おうとするので、川を渡る際に子を彪と2匹だけにしないよう子の運び方に苦慮するという「癸辛雑識」続集・下にみえる故事から》生計...
ない‐しょう【内証】
1 仏語。自己の心の内で真理を悟ること。内面的な悟り。 2 表向きにせず、内々にしておくこと。外部には隠しておくこと。また、そういう意向。内密。ないしょ。「—にてのお掛合いも愈(いよいよ)手切と...
にっちも‐さっちも【二進も三進も】
[副]《そろばんの割り算から出た語で、計算のやりくりの意》物事が行き詰まり、身動きのとれないさま。どうにもこうにも。「借金が増えすぎて—行かない」
に‐ぼく【二木/似卜】
江戸前期、京都で酌婦と娼婦とを兼ねた茶屋女。「胡桃(くるみ)屋の—がやりくりを見習ひ」〈浮・一代女・五〉
ぬき‐さし【抜き差し】
[名](スル) 1 抜き出すことと差し込むこと。「—しにくいコンセント」 2 身動きすること。やりくりすること。
ぬす・む【盗む/偸む】
[動マ五(四)] 1 ひそかに他人のものを取って自分のものにする。「金品を—・む」 2 他人の技・芸や考えなどをひそかに、また無断でまねる。「他人の論文を—・む」 3 人に気づかれないように、何...
ねん‐しゅつ【捻出/拈出】
[名](スル) 1 知恵をしぼって考え出すこと。「新しいアイデアを—する」 2 やりくりして、金銭・時間などをつくること。「旅費を—する」「時間を—して後輩に会う」