ゆら【由良】
兵庫県洲本市の地名。淡路島の南東部にあって紀淡海峡に面し、古くからの要港。もと安宅・池田氏の城下町。
ゆら
[副]「ゆらら1」に同じ。「足玉も手玉も—に織るはたを君が御衣(みけし)に縫ひもあへむかも」〈万・二〇六五〉
ゆ‐らい【由来】
[名](スル)物事がそれを起源とするところ。また、物事が今までたどってきた経過。来歴。由緒。いわれ。「伝説に—する地名」「神社の—を調べる」 [副]昔からそのようであるさま。もともと。元来。...
ゆらい‐がき【由来書(き)】
物事の由来が記されている文書。由緒書き。
ゆら・う【緩ふ】
[動ハ下二] 1 一つところにとどまる。「後陣はいまだ興福寺の南大門に—・へたり」〈平家・四〉 2 進行することをとどめる。ひかえとどめる。「しばらく神輿(しんよ)を—・へたり」〈盛衰記・四〉
ゆらか・す【揺らかす】
[動サ四]玉などを触れさせて音を立てさせる。「み頸珠(くびたま)の玉の緒もゆらに取り—・して」〈記・上〉
ゆら‐がわ【由良川】
京都府北部を流れる川。滋賀との県境の三国岳に源を発し、西流して福知山盆地で北に転じ、若狭湾に注ぐ。長さ146キロ。江戸時代、福知山と由良港とを結ぶ水路として利用。
ゆらぎ【揺らぎ】
1 ゆらぐこと。動揺すること。「自信の—」 2 ある量の平均値は巨視的には一定であっても、微視的には平均値と小さなずれがあること。また、そのずれ。気体分子の熱運動、光の散乱、ブラウン運動などにみ...
ゆ‐らく【愉楽】
深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。悦楽。「誰も覗くことのできない深い—の世界が」〈阿部知二・冬の宿〉
ゆら・ぐ【揺らぐ】
[動ガ五(四)] 1 ゆらゆらと動く。ゆれ動く。「水面が—・ぐ」 2 物事の基盤が不安定になる。「地位が—・ぐ」「決意が—・ぐ」