いとど
[副]《副詞「いと」の重なった「いといと」の音変化という》 1 程度が以前よりもはなはだしいさま。いっそう。いよいよ。「夕されば—干(ひ)がたきわが袖に秋の露さへ置き添はりつつ」〈古今・恋一〉 ...
さん‐ぎょう【鑽仰/賛仰/讃仰】
[名](スル)《「論語」子罕(しかん)の「これを仰げば弥(いよいよ)高く、これを鑽(き)れば弥(いよいよ)堅し」から》聖人や偉人の徳を仰ぎ尊ぶこと。さんごう。
ろう・する【老する】
[動サ変][文]らう・す[サ変]《「ろうずる」とも》年をとる。老いる。「いよいよ—・していよいよ其尊きを知る」〈福沢・福翁百話〉
彼方(あちら)立(た)てれば此方(こちら)が立(た)たぬ
一方によいようにすれば他方には悪く、両方によいことが同時にできないさまをいう。
我(わ)が田(た)へ水(みず)を引(ひ)く
自分に都合のよいように取り計らうことのたとえ。我田引水(がでんいんすい)。
きぼうてき‐かんそく【希望的観測】
事のなりゆきを、希望を交えて都合のよいようにおしはかること。
かっ‐て【勝手】
[名・形動] 1 他人のことはかまわないで、自分だけに都合がよいように振る舞うこと。また、そのさま。「そんな—は許さない」「—なことを言うな」「—に使っては困る」「—にしろ」 2 何かするとき...
きょう‐はい【狂悖】
非常識で不道徳な言動をすること。「—の性は愈々(いよいよ)抑え難くなった」〈中島敦・山月記〉
佳境(かきょう)を迎(むか)・える
「佳境に入る」に同じ。「長かった物語もいよいよ—・える」
勝(か)つに乗(の)・る
勝った勢いで調子に乗る。勝ちに乗(じょう)ずる。「いよいよ、女—・り、はなさず」〈咄・きのふはけふ・下〉