わし‐づかみ【鷲掴み】
1 ワシが獲物をつかむように、手のひらを大きく開いて荒々しくつかむこと。「札束を—にして逃げる」 2 しっかりとらえること。強く引きつけられること。「心を—にされる」「胃袋を—にするメニュー」 ...
わし‐ばな【鷲鼻】
ワシのくちばしのように、鼻筋が弓なりに曲がり先端のとがった鼻。鉤鼻(かぎばな)。
わすれ‐がたみ【忘れ形見】
1 その人を忘れないように残しておく記念の品。「亡父の—のパイプ」 2 父が死んだとき、母の胎内にいた子。また、親の死んだあとに残された子。遺児。「兄夫婦の—をひきとる」
わす・れる【忘れる】
[動ラ下一][文]わす・る[ラ下二] 1 覚えていたことが思い出せなくなる。記憶がなくなる。「電話番号を—・れる」「—・れられない出来事」 2 何かに熱中してうっかり気がつかずにいる。「美しさに...
わせい‐ご【和製語】
日本で、外国語の単語をもとに作った語。英語のgameとcenterをつなぎ合わせた「ゲームセンター」や、ドイツ語doppeltをもとにした「ドッペる」など。また、「哲学」「野球」のように、日本で...
わたくし・する【私する】
[動サ変][文]わたくし・す[サ変] 1 公のものを自分のもののように扱う。私物化する。また、ひとりじめする。「公金を—・する」「政治を—・する」「ゆめ一人の人になその尊き身を—・せしめ給いそ」...
わた‐げ【綿毛】
1 綿のように柔らかい毛。にこげ。 2 紡績の工程を経てない綿繊維。ばらげ。
わたし‐こみ【渡し込み】
相撲のきまり手の一。相手の太ももの外側を片手で引っ張り込むように抱え、反対側の肩または他の手で相手の上体を押し、もたれかかるようにして倒す技。
わた・す【渡す】
[動サ五(四)] 1 人や荷物を舟で向こう岸に運ぶ。「船で人を—・す」 2 物の上を越えて、一方から他方へ物がとどくようにする。またがらせる。かける。「橋を—・す」「綱を—・す」 3 こちらの手...
わた‐ぼうし【綿帽子】
1 真綿を広げて作ったかぶりもの。初めは防寒用として主に女性が用いた。のちには婚礼のときに新婦が前頭部をおおうのに用いるようになった。置き綿・被(かず)き綿・額(ひたい)綿。《季 冬》「声もせで...