よご‐の‐うみ【余呉湖】
滋賀県長浜市、琵琶湖の北にある断層湖。賤ヶ岳(しずがたけ)によって隔てられ、湖面標高は琵琶湖より高い。面積1.82平方キロメートル。よごこ。
よこ‐ひき【夜興引き】
《「よごひき」とも》冬の夜間、山中で猟をすること。また、その人。よこうひき。《季 冬》「—や犬心得て山の路/子規」
よご‐ふりょう【予後不良】
病気の経過や結末の予測がよくないこと。回復する見通しの少ないこと。
よ‐ごみ【夜込み】
1 ⇒暁の茶事 2 夜、忍び入って敵地を攻めること。「今夜四つ過ぎ時分、敵より—をし候とて」〈言継卿記〉
よ‐ごもり【夜籠もり】
1 一晩中こもって神仏に祈ること。 2 夜が深いこと。深夜。「木の暗(くれ)の四月(うづき)し立てば—に鳴くほととぎす」〈万・四一六六〉
よ‐ごも・る【世籠もる】
[動ラ四] 1 年が若く、将来性に富む。「少し—・りたる程にて、深山隠れには心苦しく見え給ふ人の御上を」〈源・総角〉 2 まだ世間を知らないでいる。「いまだ—・りておはしける時」〈大鏡・陽成〉
よ‐ごも・る【夜籠もる】
[動ラ四]夜が更けている。まだ夜が明けていない。「しののめにあしたの原を越え来ればまだ—・れる心地こそすれ」〈重之集〉
よご・る【汚る】
[動ラ下二]「よごれる」の文語形。
よごれ【汚れ】
1 汚れること。汚れた箇所。汚染。「ズボンの—をとる」 2 月経のこと。
よごれたて【汚れた手】
《原題、(フランス)Les Mains sales》サルトルの戯曲。1948年初演。共産党員ユゴーの政治活動を通して、政治に押しつぶされる個人の問題を追求したもの。