よしおか‐たかよし【吉岡隆徳】
[1909〜1984]短距離走者。島根の生まれ。昭和7年(1932)ロサンゼルスオリンピックの100メートル競走で6位に入賞、日本初の短距離種目入賞で、暁の超特急とよばれた。
よしおか‐やよい【吉岡弥生】
[1871〜1959]医学者。静岡の生まれ。済生学舎を卒業、東京で開業。明治33年(1900)東京女医学校(現在の東京女子医科大学)を創立。女性医学者の育成、女性の社会的地位の向上に寄与した。
よしおか‐りゅう【吉岡流】
室町時代後期に興隆した剣術の一流派。当主は憲法(けんぼう)の名を世襲。小太刀(こだち)を得意とした。憲法流。
よしお‐こうぎゅう【吉雄耕牛】
[1724〜1800]江戸中期の蘭学者・蘭方医。長崎の人。名は永章。通称、幸左衛門・幸作。耕牛は号。オランダ通詞のかたわら、蘭方医学を学び吉雄流の開祖となる。前野良沢・杉田玄白らを指導。「解体新...
よしかわ【吉川】
埼玉県南東部の市。平成8年(1996)市制。近世は二郷半領とよばれた早場米の産地。近年は住宅地化が進む。人口6.5万(2010)。
よしかわ【吉川】
姓氏の一。 [補説]「吉川」姓の人物吉川英治(よしかわえいじ)吉川幸次郎(よしかわこうじろう)吉川惟足(よしかわこれたり)
よしかわ‐えいじ【吉川英治】
[1892〜1962]小説家。神奈川の生まれ。本名、英次(ひでつぐ)。「鳴門秘帖」「神州天馬侠」で流行作家となり、「宮本武蔵」によって大衆文学に新しい分野を開拓。以後も「新平家物語」「私本太平記...
よしかわえいじ‐ぶんがくしょう【吉川英治文学賞】
吉川英治を記念し、昭和42年(1967)に創設された文学賞。年に1回、優れた大衆小説を発表した作家に贈られる。
よしかわ‐こうじろう【吉川幸次郎】
[1904〜1980]中国文学者。兵庫の生まれ。京大教授。著「元雑劇研究」「杜甫私記」「陶淵明伝」など。
よしかわ‐これたり【吉川惟足】
⇒きっかわこれたり(吉川惟足)