にんじょう‐み【人情味】
人間らしい心のあたたかみ。情味。「—あふれる話」
ぬすびと‐こんじょう【盗人根性】
盗みを働く者のもつ、ずるくていやらしい性質。
ぬ◦らし
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の終止形+推量の助動詞「らし」》…たにちがいない。…たらしい。「ぬばたまの夜はふけ—◦らし玉くしげ二上山(ふたがみやま)に月傾(かたぶ)きぬ」〈万・三九五五〉
ねす・る
[動ラ四]皮肉る。あてこする。「子にかへての義理立てはおかしいのいやらしいのと—・られて」〈浄・椀久末松山〉
ねた‐げ【妬げ/嫉げ】
[形動ナリ] 1 ねたましいさま。憎らしくて腹立たしいさま。「かくほかに歩けどさらに—にも見えずなどあれば」〈大和・一四九〉 2 ねたましく感じられるほどすばらしいさま。りっぱであるさま。「ほと...
ねた・し【妬し/嫉し】
[形ク] 1 うらやましくねたましい。また、ねたましく思われるほどすばらしい。「心にくく—・き音(ね)ぞまされる」〈源・明石〉 2 憎らしい。残念である。「哀れなるかな、—・きかな、我が大師、何...
ねたまし・い【妬ましい/嫉ましい】
[形][文]ねたま・し[シク]《動詞「ねた(妬)む」の形容詞化》うらやましくて憎らしい。悔しい。「人気のある新人が—・い」 [派生]ねたましげ[形動]ねたましさ[名]
ねんすう‐もの【年数物】
多くの年数を経た品物。「大分—らしい…フロックコートと」〈魯庵・社会百面相〉
のわき‐だ・つ【野分き立つ】
[動タ四]野分きらしい風が吹く。「—・ちて、にはかに肌寒き夕暮れのほど」〈源・桐壺〉
は・し【愛し】
[形シク]いとしい。愛すべきである。かわいらしい。「み吉野の玉松が枝(え)は—・しきかも君がみ言を持ちて通はく」〈万・一一三〉